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精霊は可愛い!


王国の兵士たちは30人単位で進むことにした様だ。まぁ、最善策だな。数がいるんだからそれをいかさないと。ここまででもう300人は死んだかな?誰1人として5層を越える者はいない。


「ティアナ、どう思う?」


「うーん...ミノタウロスが強いです!」


「それだけか?」


「あっ!1層は2〜4層に比べて罠の数が異常です!」


「そうだ...1層に過剰なほど罠を仕掛けて警戒させる。常に警戒してればそれだけ体力の消費も激しくなる。ま、普段なら何度も挑戦すれば攻略されていくだろうが」


王国兵士達の事は置いといて、これからどうするかなぁ。実は俺、魔王としてはめっちゃ弱いみたい。それこそミノタウロスがぎりぎり倒せるくらい。そこで仲間に戦闘が得意な奴が欲しい、ダンジョンにいれば良いんだが...その仲間探しの為にはここを留守にしなければならない。その間ティアナにはダンジョンを管理してもらう予定だ。



○とある隊長B視点



俺たちが1層を突破した時には30人いた部下も15人にまで減っていた。その時ある閃きが浮かんだ。減ったのなら補充をすれば良いじゃない!おそらく30人までしか入れないとだろう。それなら減った分の人数ははいれるのではないか?



少し待つと10人程がやって来た。話を聞くと30人で入ったらしい。って事は30人制限は1層あたりという事だ!これは凄い発見だ。1人を伝言役として残し出発、常に30人になる様に心がけた。5層に待っていたのはミノタウロス!これも30人いればなんとかなる相手だ。行ける!この時はそう思っていた。だが次の6層。ここで全滅。疲労が溜まってる中での対集団戦闘...





「ほぉ...」


思わず声が出てしまった。1人見所のある奴を見つけた。常に30人を維持する作戦、これは良いと思う。誤算があるとすればやはり休憩しなかったという事だ。ミノタウロスの部屋は1度入ると出るまで入り口は開かない。そしてミノタウロスも復活しない。

と、ダンジョンポイントが貯まってきたな。ん?これは...


「? どうかしましたか?」


「あぁ、すっごい物だ」


画面に映し出されていたのは


火の精霊 : 20000pt

水の精霊 : 20000pt

風の精霊 : 20000pt

地の精霊 : 20000pt

闇の精霊 : 40000pt

光の精霊 : 40000pt


残りDP20456pt


精霊だ。しかも高い!インフレが始まんぞ!

ダンジョンはこれ以上攻略されることはないだろう!だ、だから買っても良いよね!?


ポチッ


「やぁっほ〜!ね、ね、ね!僕を召喚したのは貴方?きゃー!魔王に召喚されちゃったよぉ!」


...


「え、僕どうなっちゃうの?はっ!もしかして、××な事する気でしょ!同人誌みたいに!」


出てきたのは女の子だった。しかも超うぜぇ

特徴は


赤い髪、ロリっぽい つか子供、お喋り、凄い魔力だ、服装がエロい、エロい

大事なので2回言った。


そしてうざったいが、これまた可愛い。ふむ...精霊は可愛い、か。よし、精霊コンプだな!


どぅも!


精霊の登場です!


6層を11層と感違いしてとんでも無い事になってたので修正しました

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