え、これってもしかしてピンチ?
「って、えぇぇぇぇええええ!?ま、魔王!?」
「うるさい。ここ飯屋だぞ?」
「ま、ま、ま魔王ってあの!?」
「ん?多分その魔王。それとこの後王城に行くから」
「は、はい...」
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・
・
「ほぉ、でかいな」
俺たちは王城を訪れていた。こうして見るとインターネットで見た城みたいだ。
「はい!お城は大っきいです」
「だろう?王城はミリア王城の中で一番の大きなを誇るんだ」
「それで、ティアナはどうすればいいんだ?」
「私が一時的に預かろう。それでいいか?」
「なるほど...ちゃんと一緒にいろよ?」
○
「第12魔王、陛下と謁見出来た事を大変嬉しく思います!」
はい、俺は今頭を垂れています。まぁ謁見ですからね!よく作り話とかの主人公が頭下げなかったりしますが、正直いってああいうのは子供がする事ですよね。あっ!なんで12魔王かってね?それは12番目に誕生した魔王だからみたいだよ。マレットが教えてくれた。
「面を上げぇ!私はミリア王国第8代国王のベルガ・アッカー・ミリアだ」
それで俺は何をすれば良いんだ...?
「陛下!」
ごにょごにょと家臣が耳打ちをした後に、王様はそうか...とこぼして、
「奴を捕らえよっ!」
「これは一体!?」
あやややや!?来たばかりの客をこんな雑に扱うのか?
マレットが焦って謁見の間に入ってきた時には魔王を20もの近衛兵が槍を構えて囲んでいた。
どうも!
諸事情により、短いです。すみません!
ダンジョンマスターなのにあんまり地上に、いるとね...?
ちょっと前話から最初に謎の数字を入れてしまったために消しました