テスカ、ティアナ、サラだよ!
魔王...魔王らしい名前か。ふーむ、テスカポリトカから取って
「テスカだ!」
魔王が神を名乗るなんて、皮肉だねぇ...
「へ?」
「どしたの?」
「名前だよ名前!これからは俺の事はテスカと呼べ」
「分かりました!」
「はいは〜い」
「そして、お前はサラだ」
これはサラマンダーから来ている。うーん、テスカもサラもまんますぎかなぁw
「ん?」
「名前だ名前」
「サラ...サラ。サラ!僕はサラだ!」
これで問題は粗方片付いたな。騎士団とやらが来るまでは遊んでようかな。
「よし、なんかして遊ぶか!」
やるのは人生ゲームだ!あ、人生ゲームもDPで買えました。ただ、パソコンやゲーム機などは無理だった。このあたりの線引きがいまいちよく分かっていない。
「それはなんですか?」
「人生ゲームだ。ルールは簡単、サイコロを振って出た目の数だけ進み止まったマスの内容を実行するだけ」
「面白そうです!」
「簡単だねっ」
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くっ!なんだこいつらは!サイコロ運高すぎんよ...結果はビリでした。う、うんまぁしょうがないね!2人とも結構楽しんでくれたみたいで良かったよ。
ん?あれは...
「くっくっく、来たぞ」
「何が来たんですか?」
「テスカがなんか悪い顔してる!」
○騎士団視点
「軍の奴ら手間取ってるみたいだぞ」
「はっ、所詮は我らのような騎士になれなかった輩。たかがしれておる」
「かはー!手厳しいねぇ」
「俺は主君の為に剣を振るうだけ」
「……」
「お前ら静かにせんか!?少しは騎士としての態度をだな」
○
騎士は6人か。まぁ王国の騎士団は合計50人程らしいからな。各地に散らばっているのを集めるのはもう少し時間がいるのか。そして、最後の...あれは結構な実力者だ。戦闘能力でいったら多分俺より強い。はてはて、どうなるのやら
「サラ、暴れてみるか?」
「うん!」
「じゃあ10層のボスが倒されたら送るぞ」
ちょっと卑怯だとは思うが、あちらからすれば初見。分かりゃしないなww




