異世界高校記〜受験編〜7
ギャグがなくなった(爆死)
次回がんばってだすのでよろしく。
・・・うぅ、すいません。
「さて、これ。なんだか分かるか?」
最初にアマミヤ先輩が手に取ったものは─手の中にすっぽり収まる程度の大きさの石だった。
黄色い石なんてはじめて見るけど。
「石・・・じゃないんですか?色が変ないですけど。」
「う〜んあっている様ではずれですね。これは神宿石というんですよ。」
「神宿石?・・・聞いたことがあるような、ないような。何なんですかそれ、オカルトグッズ?って違いますよね。実験室にオカルトグッズなんて置いているわけないですし。」
「はは、神宿石っていうのはな全ての魔導機に組み込まれている石だ。これを組み込むことで初めて魔導機は始動できる。」
「そうなんですか?」
「ああ、でもただ組み込むだけじゃ駄目なんだ。」
「?」
「実はな魔術師や精霊使い、巫女や神官なんかが精霊と誓約して石にその力の一部を封じることによって初めて意味を持つんだ。」
「まぁいわば、この神宿石は精霊を宿すことができる霊石ということなんですよ。分かりましたか?」
「はい。・・・でもこんな石が精霊の力を宿して魔導機を動かすことができるんだ。」
「おちかづきのしるしに一ついりますか?」
「えっ?そんなほいほいあげられるような物なんですか?」
「学校の実験室にある分はそんなに高品質じゃないんで大丈夫ですよ。」
「学校の器物を勝手にやるな馬鹿教師・・・といいたいところだが精霊の宿っていない神宿石なんてたいして値が張る訳でもないしまぁいいか。」
「えへへ〜、はいどうぞ。」
「ありがとうございます!」
「うむ、これから頑張れよ。」
「なんでそこで偉そうにあなたがふんぞり返るんですか。(半目で)」
「ふふ・・・。まぁシン、おまえならその神宿石を役立たせることができるかも知らんぞ。」
「え?」
「どういうことですか?」
「気づかないのか馬鹿教師。」
「う〜ん・・・。」
リイム先生が突然自分のほうを凝視してくる。
「あ、そういうことですか。」
「そっ、そういうこと。」
「・・・?」
「ああ、シン・ユナッハ君。君、私と同じで精霊使いとしての才能があるみたいですね。」
その言葉で頭がぶん殴られたくらいの衝撃を俺は受けた。
用語説明っス。神宿石は本文でしているからいいですよね。
魔導機
神宿石を搭載した様々な機械の総称。
こっちでいうと自動車からパソコン果ては飛行機まで。