異世界高校記〜受験編〜5
はい、どうも銀竜です。ついてギャグ登場・・・少しですけどね。今まで見てくれていた人ありがとうです。まだまだプロローグが続きます。とりあえず予定としては入学式編まで。長いね・・・(爆死
「さて・・・まずはどこから回ろうかな。希望はあるか?」
「えーと、魔導工学関連の施設や教室をできれば最初に見たいです。」
「そうか。君は魔導工学科を受けたのか。・・・ところで君、名前は?」
「ああ、そういえば言っていませんでしたね。僕はシン・ユナッハです。よろしく。」
「おぅ、よろしくな。じぁ早速行くか。」
4号館階段─
「そういえば魔道工学科はこの4号館を完全に使っているみたいですけど他の科はどこをつかっているんですか?」
「一号館は職員、二号館は進学科三号館は商業科だ。アマミヤ学園は科ごとに完全に場所が別れているから食堂や登下校中以外はあまり他の科の生徒とは会わないかも知れん。・・・もう四階か。」
階段から廊下へ
「第一実験室・・・。」
「そっ。座学は教室で、実習はここでだ。ちなみに五階には第二実験室があるぞ。内装は同じだがね。さて・・・入ろうか。」
そう言って先輩は懐から鍵のたばををだし、ひとつひとつ入れてガチャガチャする。
「凄い鍵のたばですね。」
「ああ、凄く多いだろ。複製するの時間かかったよ。はは。」
「え?・・・。」
思考が一瞬停止する。
(OK、落ち着いて考えるんだ俺。)
先輩の言った言葉を頭のなかでリピートする。
(たしか・・・。)
─シン・ユナッハさっきの回想─
「凄い鍵のたばですね。」
「ああ、凄く多いだろ。複製するの時間かかったよ。はは。」
─シン・ユナッハさっきの回想終了─
「・・・犯罪だ〜!(マジ焦り)」
「どうしたんだい、シン君。イキナリ犯罪だ〜なんて叫んで。」
「どうしたんだって先輩・・・。」
「ああ、わかった。よし、君にもあげよう。」
そう言ってアマミヤ先輩は懐から同じものをだした。
「何で二つも持っているんですか。っていうか要りません。僕が言っているのは、そういうことではないですし。」
「はは、構うな構うな。」
そう言って俺の懐に鍵をねじこむ。
「よし、これで君も共犯だな。おめでとう。」
「おめでたくな〜い!・・・つうか、もういいです。諦めます。」
「うむ、諦めろ。返却は不可だ。」
ガチャ─
「よし、開いたな。入るぞ。」
(なんかどっと疲れたけどこのドアをくぐれば実験室か。)
「失礼します。」
「無人だから挨拶なんてしなくて、」
「はい〜?」
「・・・あれ、おかしいな。」
・・・実験室にはいると女の人がいた。
今回も特にないっす。