異世界高校記〜受験編〜3
えーと2の後書きで魔導工学科を魔導工学部としてしまいました。すいません。まぁどっちもあるんですがね。
さて、主人公たちの紹介を受験編後に予定していますので楽しみにしていてください。。
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
やたら長いチャイムがなり終わり、女の試験監督の先生が教室に入ってきた。
「諸君おはよう。私はこの教室の試験監督をするキイア・バレルだ。さて・・・何人か来てないものが居るがそろそろ始めるぞ。」
(やっぱり・・・間に合わないとこうなるんだ。
ご愁終様。でもラッキー!競争者がえ〜と・・・三人減ったよ!)
「よし、テスト用紙は全部回ったな。
もう知っていると思うが我が校のテストには一時間目などの区切りがない。
よって自分で時間を考えて各自テストを解くように。
それから当然ながら私語、カンニング等は禁止だ。それでは・・・始め!」
(一般常識、IQテストそして数学、社会、理科、人語、最後は竜語と獣語の選択で七教科か・・・とりあえず配られた順番に解いていこう。)
カリカリカリカリ──
四時間経過・・・(よし、ラスト一教科だ。
竜語と獣語・・・うちの中学校では獣語しか習っていなかったからやっぱし獣語だな。)
カリカリカリカリ──
一時間経過・・・
(終わった〜!休み時間取らずに頑張ったかいがあった。
見直しもしたし、此で後は結果を待つしかないな。
でも、最低でも後二時間は不正防止のため帰れないからなぁどうしようかなぁ。やること無いし。)
とりあえず席を立ち解答を提出する。
「ん、もう終わったのか?早いな。」
「休み時間を取らなかったんです。・・・それで、あのぅ。」
「なんだ?」
「実はやることが無くて暇なんです。なんかやることないですか?」
「うーん・・・なら学校を見学したらどうだ?1号館の事務室に行ってみろ。案内してくれる生徒が多分いるから。」
「そうですね。教えてくれてありがとうございます。じぁ、行って来ます。」
教室を出て俺は1号館に向かった。
竜語・獣語
竜人と竜(龍)が喋る言葉が竜語で、獣人が喋る言葉は獣語です。・・・言わなくても分かりますね(笑
魔導工学科
詳しい説明は小説本文で出ます。こっちの世界の機械科を思い浮かべて下さい。