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デスアプリ(帰還できるのか…悪事を裁くのは誰だ!)  作者: 夢未太士
デスアプリシーズン2 エピソード1 目覚め
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守備隊詰所

守備隊詰所


午前の訓練が終わると休み時間となる、この世界は殆ど一日2食制だ。

朝と晩に食事をとる形が多い、昼はせいぜい水を口にするぐらい。


「コンコン」

「入れ」

「ノブユキです」

「魔術士志望の奴だな、聞いているぞ、聖魔法を使えるそうだな」

「はあ」

「うちの部隊には聖魔法を使える魔法師は少ない、レイナー分隊に一人いるがうちの部隊には一人もいないのでな」

「それで、ご用件は?」

「ダンジョン攻略に参加してもらう」

「ダンジョン?」

「ああ、セメタリー(墓)ダンジョンだ、10階層の初級ダンジョンだが…」

「ボス部屋のクリアですか?」

「よくわかるな、その通りボスの部屋にキングレイスがいる、そいつがクリアできなくてな」

【特殊クエスト発生、セメタリーダンジョンの完全クリア】

(ここでか…)

「特別に許可を出そう、真面目だし首輪はいらないだろう」

「首輪?」

「勇者候補と言っても逃げ出す奴がいるからな、まあ逃げても生き残れる奴は今まで居なかったが」


そう言う設定なのだろう、よくある話だ 生き残れるやつが居たとしてもそれを判断することができない、なにせここはVRゲームの中。

死んでいたならそれはそれ、生きていたなら現世に戻ってしまう分けで証拠として残らない。


「今晩招集をかけるそれまでは宿舎にいるように」

「何で夜に?」

「そこのダンジョンは入口が夜にならなければ現れないんだよ」


さておかしなことになったが、ダンジョン攻略など前回この世界に呼ばれた時には無かった事だ。

しかも聞いた話しからするとこの国は前回来たときの国とは違う国らしいブリュッカス王国ともレリンダ王国とも違う。確か聖アルカナル教国とか言っていた。

そこへ魔族が攻めて来ると言う設定なのだが、この国の北側に魔族の国がある。

しかも魔族の国はいくつかあって、今回攻めて来る予定なのはその一つだと言う。

物語としては一難去ってもまた一難と言う風に続けることを目的としているのだろう。

魔族の国を一つ攻略すれば終わり、そんなRPGロールプレイングゲームなんて面白くもなんともないからね。


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