表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/204

最後の証拠を探せ

最後の証拠を探せ


すぐに俺は領主がいる館へ行ってみる、さすが公爵その庭は無駄に広く彫像がいっぱい。

だがデザインはほぼ全部悪魔系と言って良い。

(バレバレやん)

門には4人もの衛兵がへばり付いている為、正面突破はできなさそうだ。


「あれ?ノブユキ様?」

「マリシーナ様なぜここに?」

「もちろんお仕事ですわ」

「これから中へ?」

「そうですけど…」

「ご同行しても宜しいでしょうか?」

「何かありそうね、よろしいですわ、その代わり…」

「分かりましたよ、その時はお嬢様に手を貸して差し上げます」

「やったわ!」

「お嬢」

「これでいけ好かない公爵の3男との婚姻を躱すことができますわ」

「そ そういう魂胆か…」

(まあこの世界にずっといるかどうかは分からないが、ゲームだしそこは何とかなるだろう)


この時はそう、簡単に考えていたのだが。

まあ、先の話は先にならないと分からないので、それ以上考える事を辞めたノブユキだった。

ロック隊長とマリシーナ、そして俺は領主の館へと入りすぐにサーチスキルで牢屋を探す、そこには数人の人間が捕らわれている様子。

俺はトイレへ行くふりをして、一度外へと出ることにした。

(多分ここいら辺り)

館から1分ほど走るとそこには別館と言うより、地下に向かって通路が有り、その先に鍵付き格子がある。

ここでカギを使用してみるとビンゴ!

(開いた)

さらにサーチスキルで見つけた、捕らわれていると思しき人達、その中でも一番大きな青い点。

(この牢屋だ)


「そこにいるのは誰だ!」

「鑑定」


そこにはビックリ、公爵本人がいた。


「あなたが公爵?」

「いかにも、私が正当なバルボッサ・マーカス公爵だ」

「なんでこんな場所に?」

「分からぬ」

「分からない?」

「薬を盛られたのかそれとも妖に化かされたのか…」

(うわー面倒くさい、要するに騙されたとは言えない訳だ)

【追加クエスト発生:本物の公爵を助けろ】

(ヤッパリかよ)


勿論、俺は鍵を開け本物の公爵を助ける、後は推して知る由だが一応どうなったかは書いておこう。


「いつからここに?」

「もう3年になるかのう…」

「逃げなかったのですか?」

「わしが逃げると館のメイドも執事も殺すと言われてな」

「あ~ 結構いい人なんだ、なるほどね」

「おぬし勇者か?」

「あーやはり分かりましたか?」


今まで着ていた黒服を勇者セットへ換装するとすぐに公爵がそう言った。


「では今は偽物はどこかに行って館にはいないと言う事ですね」

「そうだが、奴らの部下も半分ぐらいこの屋敷に残っておるが、どうする?」

「ああ、俺には鑑定眼があるから大丈夫ですよ」

「さすが勇者殿!」


まあ向かってくる敵の内、元々の公爵子飼いの部下はこちらを見ればすぐ戦う事を辞めるはず。

俺達2人は牢屋から屋敷まで戻る間に3人の邪教徒を倒し屋敷の中へ、その後は公爵の侍従達に知らせ敵である残りの邪教徒狩りを実行。

鑑定スキル及びサーチスキルで敵は無事殲滅することができた。


「公爵様、こちらへお着替えを」

「済まぬな、奴らにつかまり苦労を掛けた」

「お風呂は後で」にっこり

(あーそういう関係か)


そのメイドは若く美しかった、ラノベあるある公爵様のメイド、夢の世界は俺にはまだ早そうだ。


「バタン」

「勇者様!」

「すまないこういう状況だったのを話せなくて」

「まあなんとなくわかっていましたよ」

(そういえばマリシーナも鑑定魔法を使えたのだった)

「どうせなら我々も最初から一枚かみたかったがな」ロック

「勇者殿、すぐに北の山の洞窟へ行った方が良い」公爵

「そこに何が?」

「多分聖女はそこにいる」


牢に繋がれている間、偽の公爵はその計画を自慢そうに話していたと言う、悪魔を復活させると言う話。

その儀式には聖女と4人の処女の生贄が必要だと言う話。

今夜は満月、そして邪神教徒達が一番力を取り入れやすい日だと言う、いわゆる悪魔生誕の日。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ