地震と魔法
地震と魔法
坑道の中はそれほど暗くはない、この鉱山で取れるのは魔法石と言われている鉱石。
その種類は大きく分けて5つあると言うが、この鉱山はその中の3つが取れると言う。
火魔石
光魔石
黒魔石
3種類の魔石はそれぞれに違うエネルギーを含んでいる、特に光魔石は産出量が少なく、この鉱山の他には3つしか取れる山が無い。
そして光魔石は照明として使う事ができる、坑道の天井にはその光魔石が含まれているのか辺りをぼんやりと照らしていたりする。
勿論結構高値で取引されており、地方の寒村ではその収入だけでもしっかり暮らしていけるほど。
「後5発!」
「ズン!」
「グアー」
「ドンドンドンドン」
HPを後4分の1と言う所まで削った所でロックドラゴンが尻尾を地面に叩き出した。
「グラグラグラグラララ…」
「ちょ こいつ!」
それは地震の魔法、天井からは今までよりも大きな岩が降って来る。
「ガン!ドスン ドスン ガンガン!」
落ちて来る岩をうまくよけながらも花梨は隙を見つけてはゴッドブレイカーで攻撃を続行。
「まだまだ!」
「ズガン!」
「グオー」
後2発叩き込めば終わりという所で、ロックドラゴンの体が光り出す。
「なんだ?」
「ゴアー」
それはまるで治癒魔法、多分残りのHPが1割を切る所で自動的に発生するスキルのような物。
あっという間に約半分までHPを回復されてしまう。
「嘘!」
だからと言ってここまで来て諦めることなど出来はしない、頭に来た花梨は連続攻撃するためにロックドラゴンの背中へと跳んだ。
背中にとりついてしまえば連続で攻撃できると踏んだのだ。
「よっ!」
「ここならいける!」
「はー!」
「ズンガンドズンドン…」
「グアー」
「くたばれ!」
最後は花梨のコブシがロックドラゴンの背中から皮膚を突き抜け背骨らしき部分を叩き折って突き抜けた。
「ズシン」
「ふー 終わった」
【クエスト完了しました】
【ロックドラゴン討伐完了しました各種褒章がプレゼントされます】
【LVが上がりました戦士LV47になりました】
【スキルを10個入手しました】
そこからはナレーションの嵐、あらかじめ予想をしていたとしてもこれほどうまく行くとは思わなかった。




