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デスアプリ(帰還できるのか…悪事を裁くのは誰だ!)  作者: 夢未太士
シーズン3 エピソード1 現世へ(次なる事件への介入)
201/204

次のターゲット

次のターゲット


中部都市の繁華街、その裏通りでは一夜の相手を探すべく着飾った女と金に余裕のありそうな男が。

まるで値踏みでもするように、ある通りを行ったり来たり。

パパ活は2種類、前もってSNSで連絡を取り合い一夜の伴侶を求めるいわゆる出会い系アプリを使用する方法。

もう一つは夜の街角で待つ女性に声をかけて誘うというオーソドックスな方法だ。


「ねえこれで終わりなんでしょ」花梨

「いやもう一つ見て回ろうと思う」

「おねだりストリート?」


面白い名前がついている通りがある、本当の名前は本町3番通りと言うのだが。

車一台が通れるぐらいの幅の道路に歩道が設けられ、いくつかの店が軒を連ねている。

その通りの一角、30メートルほどの壁だけの一角に夜な夜な相手を探す女性が10人以上出没している場所がある。


「もう11時じゃん」

「帰るなら先に戻っていても良いよ」

「ねえ僕も一緒に行っていいんだよね」有希


ここで二手に分かれて散策しようと思っていたのだが。


「ねえ、もしかしてナンパするってこと?」

「いや、それをやっているおじさんターゲットの確認かな」


要するにノブユキと有希そしてマリカの3人で見て回り、引っかかりそうなおじさんターゲットの確認をするという事。

怪しい人物や先ほどのデスアプリを使用しそうな状況があるかないかの確認などの調査をするのだ。

もちろん何もなければそこでおしまいだが、何かあれば対応するかどうか話し合って決める。


「とりあえず様子だけでも見て確認しないとね」有希

「大丈夫なの?」

「そんなに心配?」柚子

「ち ちがうし」花梨

「気になるなら遠くから見守っていてよ」ノブユキ

「大丈夫だよ、この3人ならすぐにあっちから声かけてくるはずだからね」マリカ


そう言ってウインクをするマリカ、確かに美形の3人が一緒に街を歩けば逆ナンパされる可能性が高い。


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