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柚子の攻撃

柚子の攻撃


その長くて太いアレは太い鉄の棒で数か所突き刺され、流血のエフェクトが出ている。

追い打ちをかけるように柚子は近寄りさらに踏みつける。


「ギュギュ」

「ウオーやめてくれ使い物にならなくなっちまう」

「こんな長いのいらないでしょ、邪魔じゃない?」

「うるさい!」

「半分ぐらいにしてあげるわ」

「うわ!」

「ビシュン」

「グウ」


股間を抑えてうずくまるゼブラ、だがそれがブラフと気が付くまで少し時間がかかった。


「まだ長いか」

「グフフフ」

「うれしそうね、ちょうどいい長さになったから?」

「リバースF〇CK」

「ニュニュニュ」


その長いアレは実は魔法で拡張していたらしい、ゼブラが魔法を唱えるとそこから無数のあれが生えてきて柚子の体を縛っていく。


「何!」

「油断したな」

「俺のナニは伸縮自在、増殖自在だ!」

「ムカついたわ、少し遊んでやろうと思っていたけど、汚い物を近づけないでくれる」

「ブン!」

「おわ!」

「ドズン!」


アレに巻き付かれていたとして、手足の自由が利かなかったとしても。

魔法は口さえあればいつでも使用可能だ、そして柚子が手に入れた呪術士という職業から

手に入れた呪術。


「理の害成す夢がごとく終わりなき旅の果てを与えん」

「ニュニュニュー」

「なんだ、何しやがった!」

「少し呪ってあげただけよ、許さないってね」


アレが長くどんどん増殖していく、だがあれが増えていくということはその材料となる細胞はどこから供給されるのだろう。

ゼブラの体がどんどん干からびてそして最後には骨と皮だけになってしまった。


「グアー」

「ボシュー」

「もう二度と現れないで」

【魔将軍ゼブラを倒しました、高速移動スキルを手に入れました、呪いの威力がLV3に上がりました縫製士の職を手に入れました、服飾系スキルをいくつか手に入れました】


それを横で見ていたノブユキは、柚子を絶対怒らせてはいけないと誓った。


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