夜12時
夜12時
それまでは何ともなかった勇者たち、もちろんNPCの兵士にもおかしい様子は無かったのだが。
【これよりこの一帯は催淫空間となります、性感が5倍になります魔法や魔法具により催淫魔法の制御は可能ですが、100%の防御はできません】
「何!」
「え?」
「どうしよー」
「あそこがおかしい…」
「なにこれ!」
女子全員、もちろんNPCの女子もノブユキの従者達も、もれなくHをしたくなっていく。
男も女も股のあたりが赤くぼんやりと光っている。
「まじかよ」ノブユキ
「勇者様~Hしてください、がまんできません~」
そしてさらに追い打ちをかける天の声。
【これより男性には強制射精強化魔法が適用されます性感が5倍になります、これらの魔法は魔法や魔法具によって防ぐことが可能ですが、100%の制御はできません】
「うそだろ、まずい」
ノブユキはストレージから結界のスクロールを取り出しテント全体を結界で守ることにした。
「勇者様、早く」
「勇者様、私も」
ノブユキのテントは3人の女性がかわるがわるノブユキを求め、いつの間にか獣人のクロまで加わってハーレムを形成していた。
だが女子10人がいるテントの中は、一人を抜かして全員が自慰行為を始めだす。
「みんなしっかりして」
「もうだめ~」
「だれかたすけてよ~」
(私までおかしくなりそう)
「ねえさわってよ~」
「あ~」
「なんで、こんなのやだ~」
俺と柚子のテントの外ではNPCもそして男性勇者迄がつめかけ、下半身をむき出しにしながら入ってこようとする。
「ガンガン」
「ドンドスン」
「くそー」
「だめだ、叩いても蹴ってもびくともしね~」
「もう無理、自家発電だ」
「おいNPCの女が逃げてくるぞ」
「追え!」
いくら女子も性欲が増す魔法により催淫状態になっていたとして、これほどたくさんの男どもから襲われたならひとたまりもない。
精神浄化の魔法で正気を保っていたとしても、男に襲われない分けではない。
「キャー」
「助けて~」
その後は無残にもNPCの男子や勇者候補に襲われ続けたNPCの女子達が、いたるところで息も絶え絶えになって無残な姿をさらしていた。
参加した兵士千人中、女子は100人にも満たない、NPCの女子は50人以下だった。
彼女らの衣服は引き裂かれ、中には死んでしまった者までいた。




