俺のステータスを見たおっさん
「何だおまえは!! どこから入った!!」
「え、知らん知らん。こっちがききてえわ。
ここどこだよ」
赤い絨毯の上で目を覚ました。
昨日は間違いなく家で寝たはずだ。
酔っ払って外で寝たとしても、こんなところ見たことがない。どこかのホテルの中か?
必死の形相のおっさんのでかい怒声によって叩き起こされた俺は混乱がおさまらない。
「すまねえ、なんか知らんとこ勝手にきてしまったみたいだな、早く帰るから帰り道教えてくれ」
「バレたから逃げようなどと都合のいいことなどさせんぞ」
おっさんは腰から物騒な長い剣を出してきた。
格好がやけに西洋感ある妙な警備員かと思っていたが、ヤバイやつらしい。あれ本物だったら全体死ぬが、本物じゃなくても絶対痛い。
「待てって!! わけわからんぞお前!」
「わけわからんのはお前だ! 一体何者だ!!
ステータスを見せろ!!」
おっさんがこめかみ付近をトンと叩いた。
次の瞬間、俺の前にPCのウインドウのようなものが浮かび上がっていて、そこに何やら文字が……
パァン!!
と弾ける音とともに、おっさんの顔が弾けていた。
「は?」
首から吹き上げる血しぶきを見ることしか今の俺にはできなかった。




