処刑デモ。その2
注意。
今回もグロシーンあります。
桜 side…
空「あれあれ〜?まだ始まったばかりだよ〜?」
その口調は、確かに私達を煽っていた。
紫「…っまだいける……!」
桜「ここでへばってたら、この先やばいもん!」
そう言うと、空木さんはニッコリと笑った。
空「ん〜じゃあ次はまだ見やすいやつ…」
空「そうだ!『絞首刑』にしよう!」
『絞首刑』。つまり、首を絞めて殺すのだ。
空「んじゃ、都忘。はやく行ってちょうだい?」
ゆっくりと頷く。意思も、何も持たない瞳を空木さんに向けながら。
しばらくすると、絞首台らしき所にある輪っかに首を差し出した。
空「……♪じゃ、始めるよ〜」
ロープが、少しずつ巻き取られていく。都忘さんは、少しずつ苦しそうにしていくがーーー
やがて、動かなくなった。
目を剥き、ギョロリとなった瞳は、確実に空木さんに向いている。
桜「う"っ……」
少し気持ち悪くなったが、すぐに治った。
空「よし次。」
するとストンっと都忘さんは落ちて来た。
空「次は〜…アレに八つ裂きにしてもーらお……♪」
八つ裂き。確かにそう聞こえた言葉。きっと、今までの物よりグロいのだろう。
空「都忘。あの部屋に行きなさい。」
ゆっくりと、頷いた。
そしてどこかフラフラとした足取りで言われた部屋に向かう。
部屋に、入った。
部屋の中には、どこか大人びた人がいた。美しく、優しそうな人。
だが服は、口裂け女のような服装で、両手には鋭利な鎌を持っていた。
空「ではでは〜(^^)処刑はじめー!」
その声と同時に、部屋の中の人が動き出し、都忘さんをーーーーーー
グチャグチャに、切り裂いた。
飛び出した目を足で踏み潰し、出てきた内臓を持ち上げもう一度切り裂く。
イケメンな見た目だった顔に彼自身の血が掛かる。
まるで、顔を隠すように。
一通り裂きまくった後、中にいた人は…
アハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!
確かに、嗤っていた。
皆は、この間動かなかった。……否。動けなかったのだ。
目を逸らしたくても、その場にうずくまって吐きたくても、叫びたくてもーー
空木さんの冷たく、生気のない笑顔のせいで、何も出来なかった。
この小説を見てくれているそこの貴方。本当にありがとうございます・・・
評価等はなくても見てくれている事が、自分にとってすごく嬉しいです。
一応次回で処刑デモは終わります。(グロシーンなんか適当です申し訳ないです。)