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最悪の人狼ゲーム  作者: 椎名 真琴
第一章
6/33

処刑デモ。その2

注意。

今回もグロシーンあります。

桜 side…


空「あれあれ〜?まだ始まったばかりだよ〜?」



その口調は、確かに私達を煽っていた。



紫「…っまだいける……!」

桜「ここでへばってたら、この先やばいもん!」


そう言うと、空木さんはニッコリと笑った。


空「ん〜じゃあ次はまだ見やすいやつ…」

空「そうだ!『絞首刑』にしよう!」



『絞首刑』。つまり、首を絞めて殺すのだ。



空「んじゃ、都忘。はやく行ってちょうだい?」


ゆっくりと頷く。意思も、何も持たない瞳を空木さんに向けながら。



しばらくすると、絞首台らしき所にある輪っかに首を差し出した。



空「……♪じゃ、始めるよ〜」



ロープが、少しずつ巻き取られていく。都忘さんは、少しずつ苦しそうにしていくがーーー




やがて、動かなくなった。

目を剥き、ギョロリとなった瞳は、確実に空木さんに向いている。



桜「う"っ……」


少し気持ち悪くなったが、すぐに治った。


空「よし次。」


するとストンっと都忘さんは落ちて来た。


空「次は〜…()()に八つ裂きにしてもーらお……♪」



()()()()。確かにそう聞こえた言葉。きっと、今までの物よりグロいのだろう。



空「都忘。あの部屋に行きなさい。」


ゆっくりと、頷いた。

そしてどこかフラフラとした足取りで言われた部屋に向かう。


部屋に、入った。

部屋の中には、どこか大人びた人がいた。美しく、優しそうな人。

だが服は、()()()()のような服装で、両手には鋭利な鎌を持っていた。




空「ではでは〜(^^)処刑はじめー!」



その声と同時に、部屋の中の人が動き出し、都忘さんをーーーーーー






グチャグチャに、切り裂いた。

飛び出した目を足で踏み潰し、出てきた内臓を持ち上げもう一度切り裂く。

イケメンな見た目だった顔に彼自身の血が掛かる。







まるで、顔を隠すように。



一通り裂きまくった後、中にいた人は…





アハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!





確かに、嗤っていた。




皆は、この間動かなかった。……否。()()()()()()のだ。

目を逸らしたくても、その場にうずくまって吐きたくても、叫びたくてもーー






空木さんの冷たく、生気のない笑顔のせいで、何も出来なかった。

この小説を見てくれているそこの貴方。本当にありがとうございます・・・

評価等はなくても見てくれている事が、自分にとってすごく嬉しいです。

一応次回で処刑デモは終わります。(グロシーンなんか適当です申し訳ないです。)

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