表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最悪の人狼ゲーム  作者: 椎名 真琴
人狼ゲーム開始
29/33

思い出す日。

桜 side…


蕗くんが消えていった後、私は空木さんと向き合っていた。


空「…ね、ちょっとついて来てくれないかな?」

桜「なに?」

空「いいから、ね?」

桜「…分かった。」

空「ありがと。」


そういうと、空木さんは腕を上げ、


パチン。

と、指を鳴らす。



すると、今までいた部屋から一気に変わる。



桜(スケボーを練習するような大きな広場…でも壁にはでっかい落書きが…)

空「こっち。」

桜「あっ、うん!」


そして、広場を回っていく。

ところどころに血が飛び散っている。


桜(おかしいなぁ…何で見覚えがあるんだろう……?)

空「……」

 「ようこそ。惨劇の広場へ。」


そう言って、空木さんはステージ前で笑う。

使われた形跡があるギロチンが広場のステージ上にあった。



頭が痛い。

脳に直接何かが流し込まれている感じがする。


桜「い…っ……」


そして、私は思い出した。







過去の楽しかった記憶を。

あの日の絶望を。

あの日の惨劇を。

あの時の悲劇を。

あの場のーーを。



全て、思い出した。



()()()()()()()()()()()()()()()も。



桜「うー…ちゃん……?」

空「…さっちゃん。」



空「元気でいてくれて、良かったぁっ……!」


そして、空木さん…うーちゃんは泣き崩れる。


桜「うーちゃん!?大丈夫!?」

空「ごめ……っんね………ここにつれて…きちゃって………っ」

 「ずっと……記憶を隠し…てっ………!」

 「私……ずっと後悔し…てて……」

桜「とりあえず泣き止んで!?なんか私が悪いことした感じするから!!」

空「う……私、さっちゃんを送り出してから、ずっと後悔してたんだ…」

 「()()()()()()()()()()()()()()って。」

 「向こうで独りぼっちにならないかなって、悲しまないかなって、ずっと思ってたんだ。」

 「……その予感は、的中しちゃったんだけどね。」

桜「…確かに、私は独りぼっちになったし、悲しんだりもしたよ。」

 「でも、その度にこのブレスレットに助けてもらったから!」


そう言って、私は腕を上げ、白と桃色の玉が交互につけられているブレスレットを見せる。


空「!」

桜「ありがとね!うーちゃん!」

空「どういたしまして!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ