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最悪の人狼ゲーム  作者: 椎名 真琴
人狼ゲーム開始
14/33

二日目 朝

桜 side…


〜朝になりました。皆さん起きて集まってください。繰り返します…〜


桜「んん…朝……」

桜「そうだ!確か昨日虎杖さんを占ったから……」

桜「でも…言っても良いのかなぁ…」


私は、一日目でCOしていないのだ。




死にたくなかったから。



きっと、今日言ったらダメな気がする。狙われる……


それでも、言わなきゃならない。


桜「行かなきゃ…」


そう言って、私は眠い体を起こし、昨日いた場所に行く。



向かうと、皆生きていた。


李「…皆生きてたな。」

花「そうね。」


〜二日目の朝になりました。これから議論を開始してください〜


黒「改めてCOする人はいませんか…?」



勇気を出して…言ってみよう。



スッと手を挙げる。

皆が、私の方を見てくる。



こわぁ…


黒「桜さん。COどうぞ。」

桜「はい!私は()()()で、昨日口論?していた虎杖さんを占いました。」

虎「お♪結果を言ってくれ!」

桜「分かりました。」

黒「その前に他の方のCOは無いですか?」




・ ・ ・




黒「無さそうですね。桜さんどうぞ。」

桜「はい。虎杖さんはー」








桜「霊媒師。本物です。」

桜「なので、同じく口論していた花車さんは黒確です!」


怖い。花車さんや、他の人の視線。そして一つ、酷く私を恨むような、ドス黒い視線。


蕗「ほん…と……?」

桜「誓って、嘘じゃないよ!」

花「……あーあ。誰が一人は殺したかったなー…」



そう、花車さんは本心を漏らす。



李「昨日は…誰を狙った?」

虎「…俺だろ?」

花「ゴメイトウ。でも騎士に守られてたから無理だったんだけどww」

花「理由は…分かるよね?」

虎「俺を殺して、自分を確白にしたかったんだよな?」

花「せいかーい」



全てを諦めた拍手だった。



黒「じゃあ、今日の投票対象は花車さんで良いですか?」



皆、深く、ゆっくりと首を縦に振る。


次は夕方です。

さあ…頑張ろう…

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