人狼ゲームが…始まる。
桜 side…
空「皆ー!確認し終わったら戻って来てねー!」
その声を聞き、私はやっと泣き止んだ。
部屋に備え付けられた鏡を見て、「うっわ」と思ったことは秘密。
桜「…この部屋を出たら、人狼ゲームが始まるんだ……多分。」
桜「怖いなぁ…死にたくない、なぁ……」
桜「……さぁ、行こう。」
ガチャ。
外に出て、元々いた部屋に向かう。
一歩ずつ歩いて行くと同時に、身体が重くなる。
そして、部屋に到着する。
桜「…皆早いねw」
李「お前が遅いんだよ。」
紫「そんなにストレートに言う必要ないだろw」
竜「そうだぞ!李!」
花「だからモテないんだよ」
李「んだと…?」
李さん。紫陽花さん。竜胆さん。花車さん。
虎「なるほど李はモテないんだなww」
黒「いや、意外とモテてそうですよ?意外と。」
向「強調してるww」
蕗「……ふふっw」
李「笑うな!」
虎杖さん。黒百合さん。向日葵さん。蕗くん。
…皆、ここで知り合っただけなのに、もう何年も一緒にいるみたいな仲の良さ。
この人達の誰かに殺されるなら……
私は、それを受け入れよう。
空「じゃあ、『最悪の人狼ゲーム』始めるよー?」
さあ、絶望と怒りと…悦びに満ちた『最悪の人狼ゲーム』が今ーーー
空「『最悪の人狼ゲーム』、開幕っっ!!」
幕を開けた。
次回から人狼ゲーム始まります。
皆様にバレないように表現していきます。