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Deep blue   作者: 星成流星
6/18

三日目 前半

朝食後、アリスが護衛三人とリックとエライアスの五人を連れて、倉庫に向かう。

「今から三人分の耐圧潜水服を運びます」

そう言うとアリスは倉庫を開いた。

倉庫には大量の段ボールが積んであり、その奥に耐圧潜水服が五着置いてあった。

「あれを加圧室まで運んで下さい」

「わかりました」

ベックがそう言い、五人は耐圧潜水服を手分けして運ぶ。

ジョニーとチャップマンは上半身を、ベックとリックは下半身のパーツをそれぞれ持ち上げる。

エライアスは軽々と一人分の潜水服を担ぎ上げた。

「力持ちだな」

ジョニーがそう言うと。

「まあな、伊達に機関士やってねぇよ」

エライアスがそう返し。

「機関士は力だけじゃ務まらないけどな」

と続けた。


三着の耐圧潜水服が加圧室の中、正確には加圧室前のロッカーが並んだ部屋に運び込まれた。

部屋ではアリスとニアが待っていた。

「お疲れ様です」

アリスはそう言うと、「では早速三人は準備して下さい、終わったら呼んで下さい」と言って、部屋を出ていった。

「潜水服を着る手伝いをしてくれないかい?」

ニアがそう言ったので、五人でニアに潜水服を着せる。

続いてベックに、最後にリックに潜水服を着せて、アリスを呼ぶ。

アリスはケースと大きな銃を持って来た、ケースは大きく頑丈そうな金属製のケースだ。

「回収した物はこのケースに入れて下さい」

と言ってケースをリックに渡す。

「わかった、任せてくれ」

と言って、リックはサムズアップす(親指を立て)る。

次にアリスはベックに銃を渡す。

「高性能の水中銃です、ショックウェーブを放ち、レーザーポインターを内蔵しています。大抵の生物は撃退できるでしょう」

「なるほど、助かる」

ベックはスリングに腕を通し、銃を肩に掛ける。

「準備完了だな」

リックはそう言うと、加圧室の扉を開けて中に入る。

ニアがそれに続いて中に入り、最後にベックが「行って来る」と言って中に入る。

「操舵室に向かいましょう、三人を通信でサポートします」

そう言ってアリスは操舵室に向かった、三人もアリスに続いて操舵室へ向かう。


彼はそれを見た、光、陸への希望。

それの一部が開き、何かが出てくる。

彼は自らの願いの為、三人を観察する事にした。


三時間後、探索から帰って来た三人から、食堂で一同は話を聞いていた。

「予想はしていたが酷い有り様でした、金属の塊があちこちに散乱していて、原型を止めていませんでした」

ニアがどんな様子だったかを話していると、「済まない、トイレに行って来る」とリックが言い、外に出ていった。


リックはトイレに行く途中、床が濡れている事に気付いた、疑問に思いながらもリックはトイレに向かう。

(後で皆に報告しよう)

ふと、後ろから足音が聞こえたので、リックは振り向いた。

次の瞬間、リックは頭を吹き飛ばされて絶命した。


リックの帰りが遅いので、手分けして探しに行く事になった。

暫くすると、アリスの叫び声が艦内に響き、叫び声の元に全員が向かう、そこにあったのは…。


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