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バナナは実は・・・おやつには入りませんので! そんなバナナ!?

作者: そんなバナナ!?

多分・・・説得は可能と思われる。

自信はないが、過信するよりはいい。

 バナナの生るモノを我々は【バナナの木】と呼んでいるが、実は【樹木】では無かった。

 バナナは分類の仕方次第では(・・・・)、野菜に分類できるかも・・・知れない?


 バナナは、【多年生】の植物で草本(・・)=草に分類される。

 その為、バナナの木と呼んでいた部分は、実は()に相当するのだとか。

 ちなみに、実が生るとその(くき)は早々に枯れてしまうのだとか。それにしては(ぶっと)い茎ですが。その茎は、家の柱にも使える位には丈夫なのだそうです。もう、木と大差がないと思いますが、ゾウはそれをも毟って食べてしまうのだとか。

 殖え方は、竹の如く地下茎を通して、隣に隣に生えて行く方法と、種によって殖える二通り。


 果物と呼ばれる物は、果実。【果樹(・・)】=【樹木】に生る事から。


 草や(ツタ)(ツル)に生る物は、基本は果菜(かさい)に分類される。なので、それまで果物と思っていたものも野菜と分類できてしまう・・・かも?

 それを言うと、メロンも西瓜(スイカ)も苺も野菜と分類出来てしまう。

 そう考えると「バナナはおやつの内には入りません」それを言ったら、メロンもスイカも苺もパイナップルも野菜だと言ってしまえば、おやつの部類には入りませんね。



 では、大人な皆さん、子供達に「野菜を食べなさい」と言って「野菜嫌い」と返事が返って来たら「なら、バナナも苺も西瓜もパイナップルも、もう食べられないね。あれもこれも君が嫌いなお野菜だから」と返してみるのも一興かも。


 子供達は「バナナも苺も西瓜もパイナップルも野菜だから、おやつじゃないもん」と言って沢山々々食べるかも?



 ついでに、西瓜もツル科の多年草で、二年目にやっと花が咲き、実を結ぶのだとか。

 では、何故毎年毎年、西瓜が食べられるのか? 食べている西瓜は二年越しに実ったものなのか?



 実は・・・裏技(チート)があるのです。


 西瓜と良く似た植物の力を借りると、一年目にして実を結ぶのだとか。

 西瓜だけの地力だと、根を張り巡らせる力を蓄えるのに倍の月日が掛ってしまう為、同じウリ科の南瓜(カボチャ)に西瓜の芽を()ぐ事で、一年にして実を生らせるそうですよ。

 でも、カボチャは一年で実を付けますから、その辺りはまた不思議なものですね。



 ちなみに、パイナップルも多年生の草なのだそうな。

 殖やし方は、パイナップルの【頭】とも言えるような箒状のトゲトゲした髪にも見える葉っぱの様な部分を植えて()えるそうな。

 あとは、葉の腋から出てきた芽を地面に挿して殖やせる二通りだそうな。

 流石に裏技は通用しない難敵な様で、二年目に入らないと実を結ばないのだとか。

でも、割とほっといても育つ様ですよ。


 私は実際に育てた事が無いので、何とも言えません。

納得していただけましたでしょうか?

納得していただけたとしても、他の人を説得できるかについては保証致しかねます。


甘いデザート=フルーツと思っていると、意外と気が付かないものですね。


人は誰しも間違える。

間違っていても支障は無いものの、知っておくと色々と役には立たないと思われる。

でも、知っておくと・・・天狗にはなれるかも?



かつて私は「給食の先生は大人だから何でも知ってるの?」 と小学生に問われ。

咄嗟に「知らない事の方がずっと多いよ」 と正直に答えた。

返って来た返事は・・・「バカなの?」 と呆れられてしまった。


そんな事言われても、私は大人ではありますが、世の中には知らない事で溢れてる。


でも、もう少し妙意即応な応え方があったかもと、その当時を振り返る。

何でもは知らない。でも、大人だからこそ、自分が体験して見知った事までなら、自信を持って伝えよう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] そんなバナナ!? 様 バナナが木ではなく草だったとは……衝撃です。新鮮な衝撃ありがとうございます。 [一言] 革命をしましょう。 植物学者達による独善的な『定義』の独裁を打破する。…
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