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不死鳥様々

こんかいはふざけ要素が殆どぅないなぁ。

とりあえず不死鳥の価値を明らかにしとこうと

思ってこんな感じにまとめてみたよ。


だからみじけーw

いっ嫌だなぁーー!?

そんなはずないじゃないですかー!?

というとでもおもったか?一般的ラノベの

主人公ならそうしたであろう!

だがしかーし、しかししかししかーーし!


もう何度だって言おう!俺はモテたい!

欲望に忠実でいたい!ここでお偉いさんに

目をつけられていればその道へは

グッと近づく訳で~、聞かれたことが

誤算どころかひじょーーうに!

ありがたいのであります。








「よくわかりましたねえ」



「なんと!?本当に不死鳥だったとは...

生きているうちにみられて幸運だな。

あぁ、そうだきたまえ。みせたいものがある」



手をとられ半ば強引に連れていかれた。

どこかの部屋にはいるとイルダスはなにやら

棚を開けてなにかを探し始めた。そして

小瓶と箱を棚から取り出した。



「この小瓶のなかに入っているものは

何か分かるか?」



それはオレンジ色をした炭酸のように

空気が沸々と上がってきている液体だった。

ここ世界に来てすぐの結仁は分かるはずないと

首を横にふった。



「これはエリクサー。この国では王城

にほんのいくつかとここに一つしかない

貴重なものだ。強力な光属性の宿った水、

ドラゴンの肝、バジリスクの牙、

そして世界樹の葉。その四つを素材に

使われるもので、患者が飲むか、患部に

塗るかするとどれ程重い病でもすぐに治り、

無くなった手足も生え、傷は癒え、

おまけに寿命も延びる。時に君は、

不死鳥が、いったいどのような存在か

知っているか?その不死鳥にどれ程の

価値があるか」



男なら神話に興味をもって調べたり

することも有るだろう。結仁は高1になって

不死鳥について調べたことがある。

勇気、再生の象徴。涙には傷を癒す効果、

その血を摂取すれば不老不死になる

という生物だ。それを踏まえれば

エリクサーなど劣りに劣っている。



「エリクサーよりもどこまでも価値がある。」



「さよう。では次にこれを見てもらおう。

これは不死鳥の炎をとある魔法で

結晶化したものだ。これは約100年前に

偉大な魔法使いがウリュフェス大渓谷を

訪れたとき偶然見つけた不死鳥から炎を

分けてもらい結晶化したという。

世界に今一つしかないものだ。これの使い道は

色々ある。伝説ではこの炎で打った

剣は炎と再生の力を宿すという。」



結仁は唾を飲む。この先人にマジな顔で

こういうことを伝えられることが増えると

想定したからだ。なんせ女神に与えられた

使命が使命だ。


「不死鳥の素材で作られたものは

いま世界に3つ。1つめは不死鳥の剣。

2つめは尾羽から作られた杖。そして、3つめは

私が所有する不死鳥のマント。

どれも全て、伝説と呼ばれたものだ。

君のことは職業上王国に伝えさせてもらう。

伝説の不死鳥を使役する男が現れたと」


目立ちたいのでそれはかなり好都合だ。

だがここにずっと居座れるわけではなく、

女神のことはごまかして繁殖させるために

もう一匹を探していると伝える。

それとついでに冒険者登録をしたいことを


「なら是非この国を拠点にしてくれ。

家は王国がくれるだろう。もちろん、とびきり

大きいのをな?それと、私はもう101歳と

年でね、君の助けになることはできんが、

もしもう一匹を探すなら約100年前に

見つかったウリュフェス大渓谷に

行ってみるか、それでも見つからないときは

この町の南にあるオットー村にいる

ミラという女性に会うといい。彼女は

モンスターに関しては世界に通用する

情報量だからな。ほれ、許可証だ。

これを受付娘に渡せば無料で登録してくれる。

家は夕方までに王国に話をつけておく。

それまではこの町のダンジョンにいっては

いかがかな?ダンジョンのモンスターはお金を

死ぬときに落とす。お金を稼いでおくといい。

ただ、気を付けてな。階段を五回以上

下りるのはまだ危険だ。四階までに留まる

ようにな?」



イルダスは出口へ向かう。

一言でいうと計画通り。少し早かったかも

知れないが早速王国と関係を持てそうだ。

それからなにも言わずにイルダスは出ていった。


ん?まて、101歳?

おじいちゃんじゃねぇか!?












「あのー、これをここで渡せって」


受付娘に先程イルダスさんからいただいた

許可証を渡す。一通り目を通すと受付娘は

こちらに笑顔を向けてこういった。


「冒険者ギルド本部へようこそ。」

不死鳥の尾羽をもとに作られた杖だってー!?

そ、そ、それはタイヘンダー!

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