無所属
※全ての王国に共通して、王族の本名を呼ぶ事が赦されるのは両親のみ。希に本人が許可した場合、その名を捧げられる者がいる。その理由は、王族は皆魔法を使い、それ故に本名が束縛の呪法の一種となる為。
無所属(どの王国にも属さない流浪の者達。)
キャッツアイ(愛称・キャシー)
旅から旅を続ける流浪の吟遊詩人。生まれも育ちも謎。性別・男。年齢・27歳。身長182cm。
前髪が左目にかかるようになっている深みのあるダークグレイの短髪。猫のような黄金色の瞳。奇妙に油断できない顔立ち。
何にも執着が無く、各国を渡り歩く吟遊詩人。何の為に旅をし、何の為に彷徨い続けるのかすらも謎。
呑気な口調とのほほんとした風貌の割に、瞳の鋭さだけが奇妙に異質な印象を与える。美貌ではある。
いつ頃からか皆がキャシーと呼ぶのでそう呼ばせているが、キャッツアイも本名ではない。本名は告げない。
王家の血に連なるわけではないのに、全ての魔法を扱うことができるという特技を秘めている。
備考→放浪中に緑の王国の宰相・デルトーニアと知り合う。以後、何故か不思議と友好を深める。
タイガースアイ(愛称・ティガー)
フラリと現れ、各地で様々な騒動、災害を引き起こす旅人。生まれも育ちも謎。性別・男。年齢・27歳。身長182cm。
前髪が右目にかかるようになっている深みのあるダークグレイの短髪。虎のような金褐色の瞳。奇妙に油断できない顔立ち。
歪んだ無邪気さを宿しているような、本質から異質でしかない悪意のカタマリの持ち主。一種の快楽主義者。
口元に歪んだ笑みを浮かべるのが常になっている。何を求めているのか、何を望んでいるのか、誰にも解らない。
自らタイガースアイを名乗るが、本名は不明。笑みを浮かべていながら他者に恐怖を抱かせる。美貌ではある。
王家の血に連なるわけではないのに、全ての魔法を使う事ができる。ただし、癒しの術は使えない。
備考→まるで自らの姿を誰かに教えるかのように、時折手がかりを残して立ち去っていく。