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詩集

ただ君を求めて走る

作者: 末摘

ただ君を求めて走る

もうここにはいない君へ

届かないと知りながら

それでも手を伸ばしてしまう

「お前なんか大嫌いだ」

そう叫んで

声が壊れるほど泣いて

それでも

君を抱きしめたいと願っている

黒く滲む涙を落としながら

嘲笑う空は

どうしてか

やけに自分に馴染んで

君を消してしまったのは

自分なのだと

静かに突きつけてくる

どっちが本当なのか分からなくて

愛なのか

逃げなのか

それすら曖昧なまま

ただ

“自分”を探すように

必死で逃げている

君に笑っていてほしくて

君に苦しんでほしくて

君に__いなくなってほしい

矛盾だらけの願いも

全部

本心だった

これは

自分で導き出した未来

変えられない

どうしようもない

いなくなっても

構わない

……はずだった


それなのに


どうして

まだ

こんなにも

苦しいんだろう



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