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三國ノ華 ◇ 偽リノ陽ノ物語  作者: 言詠 紅華
─ 第弐章 ─
23/81

其ノ拾 ── 神ニ抗イシ朱キ華 (10/11)


 魏国(ぎのくに)蜀国(しょくのくに)が戦をしていた頃、別行動をとっている(からす)神流(かんな)は、呉国(ごのくに)都城(とじょう)建業(けんぎょう)の周辺に来ていた。

 城壁に囲まれた都城の周辺には、小さな村がいくつか点在しており、田畑が広がっている村もあれば、林のように生い茂る木々に囲まれている村もある。

 現在二人は、後者の村の付近、姿を潜めるには都合がいい林の中にいた。


「あんた達から、呉国の話があまりないなと思ってたら……まさか会えることができていなかったなんて」

「ああ。あいつ……兄貴からその事実を聞いたときには、あたしも驚いた」

「いつからそんなことに……?」

「正確には分からない。でも恐らく、桜の鬼が……薙瑠(ちる)が魏国に来てからを境に、姿が見えなくなった気がするって、兄貴は言ってた。……何か異変が起こっているのは間違いない」


 二人がここに来たのは、呉国の異変に関する情報を得るためだ。

 本来ならばこれは鴉──紗鴉那(しゃあな)の兄である鴉斗(あと)の役目なわけだが、彼は今、また別の場所での異変を確かめるべく動いている。

 彼が確かめに行っている場所と、この国の異変。


 恐らく、この二つの異変は──繋がっている。


 そう予想をした上で、紗鴉那と神流はこの国に来ていた。


「じゃ、この辺であんたは近くの村の農民に話を聞いてみてくれ。あたしはあの城壁の中──都城の中に入って、情報を得てくる」

「……私がこんな格好をしてまでここに来る意味あった?」


 半ば呆れたように言う神流は普段の格好ではなく、武将であることがばれないように、農民のような装いをし、その上からは頭を覆うことができる茶色の羽織を身につけていた。

 神流の特徴でもある白銀の髪はよく目立つため、それをなるべく隠すための格好でもある。


「なんだよ、あたしの提案が気に入らないのかよ?」

「そうじゃなくて、外より中のほうが間違いなく情報を得られるだろうなってことよ。

 あんたは良いわね? 変化(へんげ)してしまえば格好なんて関係ないし」

「それがあたし達の特権だよ、これを使わない手はないだろ」

「まあそうね、そのお陰で中の情報を知れるわけだし。

 ま、私もできる限りはやるわ」

「ああ、任せたぜ」


 紗鴉那はフッと笑いかける。

 神流も同じように笑いかけて応えた。

 その時、紗鴉那は何かを思い出したようで、彼女の口から小さく「あっ」と言葉が漏れる。

 ごそごそと懐に手を入れたあと、取り出したのは小さな麻袋。


「一時的にこれを渡しておく。薙瑠にあげた髪紐と同じ効力をもつものが中に入ってる」


 そう言ってその麻袋を神流に手渡す。

 手のひらにすっぽりと収まる大きさのそれは、首から下げれるように長めの紐がついていた。


「あんたの身に何かあった時は、それを持ってさえいてくれれば感知できる。そうじゃなくても、意図的にあたしを呼び戻したい時は、中にある羽根を()いてくれればいい。それを合図に、あたしはあんたの元に戻るから」

「私の状況をあんたに伝えることはできるけど……逆はどうするのよ」

「念話で伝える。

 ……話せる状況にあれば、だが」

「……まさかそんな危険なことにはならいとは思うけど、分かったわ。本当に危険だと思ったら、私より鴉斗に伝えた方がいいかもね」

「そうだな、そうする」


 紗鴉那が頷くのを確認すると、神流は受け取った麻袋を首から下げた。

 これで準備は万端だ。

 あとは各々、調査をするだけ。


 少し強めの風が吹き、二人の髪がふわりと舞う。

 それを合図に、お互い無言のまま目を合わせる。

 そして軽く頷き合ったあと、紗鴉那は黒い鳥──カラスへと変化(へんげ)し、風で舞い上がる木の葉とともに空へ。

 神流は羽織りを翻して林の奥へ。

 ざわざと木々が揺れる音が響く中、二人はそれぞれ県城と周辺の村へ向かった。


 ──〈六華將(ろっかしょう)〉に関わる、異変の原因を突き止めるために。


 *

 *

 *


 同刻、魏国(ぎのくに)

 その領土内にある、とある小さな村。

 村を囲うように木々が生い茂り、その村に隣合うように小さな森がある。

 そこ以外にも森は点在しているが、周辺には穏やかな田畑の風景が広がっていて、戦国の世とは思えないような長閑(のどか)な場所だ。


 そんな場所に、居るはずのない人物の姿があった。

 茶色い羽織りで全身を覆っているため、その容姿は分からない。

 しかし、隠せていないものがひとつだけあった。


 妖気、だ。


 人間(ヒト)には分からないが、鬼ならば察知することが出来る、強い妖気。

 それはつまり──鬼である事の証。


 その人物は長閑(のどか)な風景を眺めながら、小さな村へと歩を進めていた。

 そして村へ着くなり、それなりの声量でとある人物の名を呼んだ。


「──ねぇ、茱絶(じゅぜつ)はどこ?」


 よく通る青年の声。

 周辺にいた民は、驚いたように彼の方を見ている。

 そんな中、彼の言葉に応じるように、村の奥にある家屋から若い男性が姿を現した。


「ここです。お話は事前に聞いてます」

「で? 何処にあんの?」

「ご案内します」


 茱絶と呼ばれた男性は、姿を隠す青年を怪しむことなく、というよりは寧ろ来ることを知っていたような口ぶりで応じた。

 そして彼は、踵を返して出てきた家屋の裏手へと向かう。

 青年も黙って彼について行く。


 この村と隣合う、小さな森。

 それがその家屋の裏側にあった。

 二人はその森へと入り、一切言葉を交わすことなく歩いている。

 所々に木漏れ日が差し込むだけで薄暗く、どこか不気味な雰囲気が漂う森の中。

 辺りには、木々のざわざわと揺れる音だけが響いている。


 そんな森の中を歩いていると、突如開けた空間に出る。

 その森の真ん中辺りには、小さな円形の空間があった。

 そして、その空間の中心にある、一本の木。

 周囲にある木より僅かに小さく、種類も違うように見える。

 地面に写る柔らかな木漏れ日が揺れる中、その木は大きな根を地におろし、ゆったりと腰を下ろしているようだった。

 茱絶はその木の根本まで近づき、そこで足を止めた。


「これですよ」


 振り返りながら、自分の後ろを歩いてきた青年に声をかける。

 青年は彼の隣に並ぶと、目の前にある木をまじまじと見上げた。


「これ? 全然普通の木じゃん」

「結界を破れば、本来の姿を現すはずですが」

「ふーん……」


 じっと木を見上げる青年。

 しばらくした後、生い茂る木の葉から木の幹へと目線を移し、おもむろに片手を前へ出す。

 彼の指先が幹に触れようとした──その瞬間。

 ばちばちと電流が走るような音が響き、彼の手を弾いた。


 ──結界が張られていることの証拠だ。


 結界に触れたことで、軽い火傷のような傷を負った自身の指先を暫く見つめたあと、彼はにやりと口角をあげた。


「……へぇ、本物だねこれ」

「偽物とでも?」

「だってまさか、こんな辺鄙(へんぴ)な村にあると思わないじゃん」

「まあ、否定はしませんが」

「君も僕と同じ鬼なのに、こんなところに生まれて大変だねぇ」


 くすくすと不気味に(わら)う彼。

 彼の言うように、茱絶も鬼だった。

 一般的に、鬼は親のどちらかが鬼である場合に鬼の子供が生まれる。

 村で生活している民はほとんどが人間(ヒト)なため、鬼がいないのが普通だ。

 しかし、稀に人間(ヒト)同士の親からも鬼の力を持って生まれる子がいる。

 その原因は不明だが、茱絶も人間(ヒト)の両親から生まれた鬼の子だった。

 そんな彼は嗤う青年を見て、小さく溜息をついた。


「……あなたもこんな木に興味を持つとは、なかなかの物好きですね」

「僕は呂蒙(りょもう)さんに頼まれてきただけだし」



 ──呂蒙。

 それは、呉国(ごのくに)に所属する鬼の名前。

 かなり頭が切れるという噂がある人物である。

 しかし、忘れてはいけない。



 ここが、魏国の領内(丶丶丶丶丶)であるということを。



「何はともあれ、これで準備は整ったし、あとは……呂蒙さんからの合図を待つだけだよ」


 そう言いながら、青年は身を隠すために着ていた茶色の羽織を、ばさりと脱ぎ捨てた。

 その容姿が露わになる。

 薄茶の短髪と、琥珀色の瞳。

 そして、農村に来るには釣り合わない洒落た衣装を身につけており、その色は(あか)を基調としている。

 魏国が基調としているのは(あお)

 朱を基調としているのは──呉国だ。

 身を隠していたのは、他国の所属であることを隠すためだろう。


「もし誰かに見られてたら、ただで済まないのは私の方なんですが」

「大丈夫。ここの森、なんだっけ……蒼燕(あおつばめ)? って奴のお陰で誰も寄りつかないんでしょ? それは君が一番よく知ってるはずじゃん」


 蒼燕、という単語に茱絶はぴくりと反応する。

 何かを考えるように僅かな間を置いたあと、ゆっくりと口を開いた。


「まぁ、もうそいつは居ませんが。その影響がまだ残っているのは間違いないですね」

「何で居ないの?」

「俺が殺した」


 茱絶は表情を変えることなく、淡々と応える。

 そんな彼を見て、呉の青年は愉しそうに笑い出した。


「あははっ! いいじゃん! そういう人嫌いじゃないよ僕!」

「それはどうも、伯言(はくげん)殿」


 茱絶は半ば適当に応じているが、伯言と呼ばれた呉の青年は気にも留めていない。



 ──伯言。

 今まさに、魏の領土内に侵入している彼は陸遜(りくそん)だ。

 伯言という呼び名は(あざな)である。

 呂蒙と仲がよく、呉を治めている孫権(そんけん)を二人で支えている優秀な鬼だ。



 そんな彼は笑いを止めるようにふぅ、と深呼吸をしたあと、懐から短刀を取り出した。

 鞘と柄が白いという、珍しい短刀だ。

 その短刀をゆっくりと鞘から抜く。

 僅かに青みがかった白い刃が顔を出し、木漏れ日の光を受けて眩しく輝いている。


「それが、〈六華將(ろっかしょう)〉の持つ──結界を破れるという、特殊な刀ですか?」

「そうだよ、うちに居た〈六華將〉がたまたま持ってたんだ。この〈逍遙樹(しょうようじゅ)〉のことも、結界が張られていてそれを破れるのは特定の刀だけってことも、全部そいつから聞いた」

「〈六華將〉にとっては重要なことですよねそれ……よく喋りましたね、その人」

「喋ったんじゃねーよ、吐かせたんだ」


 ニタァ、と嗤う伯言の顔が、短刀の刃に写り込む。

 そんな彼の表情を見て、茱絶は心底ゾッとした。


 彼の言う〈逍遙樹〉とは、今二人の目の前にある木のことだ。

 今は周囲にある木と何ら変わりないが、結界を破ると別な姿の木が現れると言う。

 それが〈逍遙樹〉の本当の姿だ。

 二人は──いや、伯言は、この木の結界を破るために、今、ここに居る。


 嗤うように短刀を眺める伯言と、そんな伯言に悪寒を覚える茱絶。

 そんな時、突如、男性の声が伯言の脳内に直接(丶丶丶丶丶)響いた。



『──()れ、陸遜』



 その言葉を聞いた瞬間、彼の表情が変わった。

 鋭い目つきで目の前の木を睨んだかと思った、その刹那。



 何かが割れるような、甲高い音が木霊(こだま)した。

 ──結界が破られたのだ。



 硝子(ガラス)片のような欠片が辺り一面に舞い、その中から妖しく輝く桜の木──〈逍遙樹〉が姿を現した。

 まさに一瞬の出来事だった。


 突然の彼の行動に唖然としている茱絶に対し、伯言は感心するように、手に持つ短刀を上に掲げる。

 その白い刃に、桜が綺麗に写り込んだ。

 それはまるで──その短刀が、助けを求めるように桜を呼んでいるようだった。


「あはははっ! 本当に破れたよ! すごいねこれ!」

「……この木がこんな木だったとは……」


 そんな時、再び伯言の脳内に声が聞こえる。


『彼女が言っていたことはどうやら事実のようです。桜の変化(へんげ)が解けましたよ。

 取り敢えず今回はこれで退()きましょう。私も戻ります』


 声の主は恐らく呂蒙だ。

 一方的に話しかけるような話し方からして、伯言には声が聞こえているものの、それに応えることはできないようだった。

 茱絶に関してはその声は聞こえていないようである。

 というのも、先程の合図のときも、突然の彼の行動に驚いていたからだ。


 特定の人にのみ会話を伝えることができる能力、それが念話。

 対象者以外に内容を知られることなく伝達することができるが、同じ能力を持つ者が送信先付近に居る場合は、その人にも内容が漏れるというのがこの能力の欠点である。

 ──実はこの時、この会話を聞いていた人物が、伯言以外にもう一人いた。


 愉しそうに短刀を眺めていた伯言は、小さく深呼吸をすると、上に掲げていた短刀を鞘に収め、懐へしまった。


「今回はこれでお終いだって。呂蒙さんも帰るみたいだし、僕も帰るよ」

「これ、このままでいいんです?」

「いいんじゃない? 別に害があるわけでもないし、輝いてはいるけど、この森の中にあるから外からは見えないしね」

「……そうですか」

「じゃ、後は今まで通りよろしくー」


 茱絶に向かってにこりと微笑んだあと、彼は先程脱ぎ捨てた羽織りを被り、踵を返してもと来た道を戻ってゆく。

 しかし彼は途中で足を止め、何かを思いついたように振り返った。


「あ、そうそう、君が言う蒼燕のことなんだけどさ」


 僅かに間を置いたあと、彼はにやっと口角を上げて言う。



「桜の鬼も、ヒトの姿は蒼燕と同じ青い髪らしいよ。この〈逍遙樹〉は桜の鬼のためにあるし、蒼燕がここにいたってことも考えると……もしかして……なんてね? ま、証拠が少ないからまだ何とも言えないけど」



 それだけ言ったあと、じゃあねー、と後ろ手にひらひらと手を振りながら去って言った。

 そんな彼の後ろ姿を見ながら、茱絶は呆然とその場に立ち尽くしていた。


 蒼燕を殺したのはニ年前。

 桜の鬼が現れたのは、具体的には分からないが、つい最近だと聞いている。


 この森に自分を含む民たちが寄り付かなくなったのは蒼燕がいたから。

 そして桜の鬼はこの〈逍遙樹〉と繋がりがある。


 さらに、蒼燕も桜の鬼も、青い髪をしている。



 これは、偶然?

 それとも──



「……蒼燕が……生き返った……?」



 彼は振り返りながら、再び桜の木を見上げる。

 結界が破られたことで現れた桜の木。

 その妖しく輝いている様は、美しいだけでなく、まるで生きているかのような不気味さを感じさせる。


 あの時、確かに俺は殺した。

 だから殺し損ねたということは無い筈だ。

 しかし、だからと言って生き返るなんて、そんなことはあり得るはずがない。

 けれど、そう思ってしまう理由が、彼にはあった。


「……確かめてみるか……」


 それだけぽつりと呟いたあと、彼もまた、村へと戻って行った。

 森は再び静寂に包まれるが、薄暗かった森には〈逍遙樹〉の妖しい光が生まれた。


 その木のもとに、一羽のカラスが降り立つ。

 カラスは着地するその瞬間に姿を変え、背中に翼を持つヒトの姿になっていた。

 (からす)──いや、紗鴉那(しゃあな)と似た容姿を持つ彼。


 ──そう、彼はまさに、別行動を取っていた鴉斗(あと)だ。


 彼は一連の出来事を、最初から影で監視していたのである。

 もちろん、念話の内容も聞き取りながら。


 鴉斗は、結界が破られた桜の幹を、優しく撫でるように触れた。

 優先すべきは、〈逍遙樹〉を(うつ)すことと、呉国に捕らえられし〈六華將〉を救うこと。

 彼らの本当の目的は分からないが、〈六華將〉の目的の邪魔をしようとしていることは間違いない。

 そんな中での唯一の救いは、彼らが〈逍遙樹〉をこの状態のまま放置したということ。

 それ即ち、彼らは〈逍遙樹〉を他の場所に移せるという事実を知らないということだ。


 ──それが、今の氷牙(ひょうが)にできる、精一杯の護りだったのだろう。


(……あいつらの思い通りにはさせない)


 そう心に誓い、鴉斗は再びカラスの姿となって、空へと羽ばたいた。



───────────────



 神力(シンリキハ) 眠 於(ショウヨ)〈逍遙樹〉(ウジュニ ネムル ) (マタ) 桜之記憶(サクラノ キオクモ) 眠 於 其処(ソコニ ネムル)

 (モシ) (ソノキヲ) 其樹(ネラフレバ)(シンリキヲ) 止 神力(トメウルモノ) (ナリ)

 然而(シカレドモ)(ソレ) 抗 神 者カミニアラガイシモノノ 辿(タドル) 容易(ヨウイナル) (カンガエ) (ナリ)

 非 簡単(カンタンニ アラズ)(ユエニ) 神力(シンリキ) (ナリ)

 神力(シンリキノ) (ユエニ) 無敵(カナフコト ナシ)

 (コノ)為 偽(セカイデハ) (スベテ) 此時間(イツハリト ナス)

 

【神の力は、〈逍遙樹(しょうようじゅ)〉に眠る。

 桜の記憶も、〈逍遥樹〉に眠っている。

 それを狙えば、神の力を止めることができる。


 ──神に抗いし者が考えそうな、安易な考え。


 そう簡単に行かないから〝神の力〟なのだ。

 だから、今は何をやっても無駄なのだ。


 全てが〝偽り〟になる、この時間(せかい)では。】

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