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『Death  crow 』*死体処理屋の物語*  作者: うずな せつか
2/5

仕事の時間

とある国に『Death crow』というお店がある。


そこで出迎えてくれるのは一人の少女。


その子の名前は"リタ"


**********************


「ねぇ店長店長ー。お客さん来ないねぇ。」

私はお店のカウンターでつまらなそうに言う。

そんな私をたしなめるのはマリーだ。

「ちょっとリタ。ダメじゃないかそんなこと言ったら。この店に来ないってんなら街が多少は平和だって事だろう?」

マリーはあきれながら言ってくる。


あ、自己紹介するの忘れてました。

私はリタです!

そしてマリーは私の同僚ですが三歳年上の二十歳

です。(てことは私は17歳)

最後にワークデスクで仏頂面になっているのが、

私とマリーの上司で店主のクロウです。

イケメンですが性格に難あり・・・。


「うーー。だってぇー事務仕事にも飽きたんだもん。」

私はすねる。ここ一週間ずっと事務仕事なんだもん・・・。

そりゃあ飽きるわ。もう字なんて見たくないっ!


なーんて私が駄々をこねていると、

扉についているベルがチリンチリンとなった。

お客さんが来店した証拠だ。


私はすくっと立ってお客さんに駆け寄った。


「いらっしゃいませ!Death crowへようこそ!

どのようなご用件でしょうか?」


私にそう聞かれたお客さんはモゴモゴと用件を口にした。


「あ、あああの・・・死体処理を・・・お願いしたいんですけど・・・」

そうお客様が言うと私は椅子へと案内した。

そして詳しく聞く。


「わかりました。とりあえず詳しいことを聞いても?」


お客さんが語ることをまとめると大方こうなる。

衝動的に人を殺してしまった。

証拠になるものは消してきたが、死体だけはどうにもならない。

だから処理してほしい。

こんな感じだ。


私はちらっと店長を見る。

仕事を受けるか受けないかは店長が決めるから。


すると店長はこくっとうなずいたので

お引き受けした。


するとお客さんは泣きそうな顔をして

「ありがとうございます。」とお礼をして

かえっていった。










さぁお仕事の時間だね。

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