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旅人の見上げた空

シリーズものを考えています。よかったら見ていってください


見上げた空はただ青く、そして美しい。


貴女もこの空を見上げているのだろうか。

思い出すのは壮大に広がる青空と草原、そしてのほほんと笑う貴女。

貴女は今も私を想っていてくれているのだろうか。

別れの時、寂しそうにしながらも懸命に笑顔を保とうとしていた貴女。


見上げた空はただ青く、そして美しく、広く広く私を包み込むような優しい青空はまるで貴女のよう。


貴女は今も無事でいてくれているのだろうか。

小さい頃から病弱で、ちょくちょく体調を崩していた貴女。

貴女は今も限りなく大きく、そして美しい青空を好いているのだろうか。

『あっちこっち自由奔放に旅して、まるでつかませない貴方は、風に流されのんびりと流れる雲のようね』と、言って笑っていた貴女。


見上げた空はただ青く、そして美しい。

そして、目前に広がる懐かしき草原は所々で満開の花を咲かし、旅人の帰郷を歓迎するように身を揺らした。



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