国王の事件
対話室には「賢者」と「騎士」、そして国王だけがいた、、
すると、「騎士」は、、
そうして、国王からある話を聞く、、
「さて、、これで少しはゆっくりできるな、、」
「、、国王様?そんなにだらけていいのですか?」
「いいんだよ、、俺らの中じゃないか。」
「はぁ、、「騎士」。」
「はい。」
「賢者」が「騎士」の名前を呼んだ瞬間、、
「騎士」は剣を空に振った、、
「さて、、これでいいでしょう。アスデル。」
「あぁ、相変わらずだな。」
「ありがとうございます。では、私は紅茶を入れてきますね。お嬢。」
「あぁ。」
そうして、「騎士」は紅茶をいれるため少し離れていった、、
「、、「騎士」君も相変わらずだね、、ていうか、、「騎士」なのか「執事」なのか分からないね、、」
「まぁ、、あいつはどっちもできるからな。」
「すっごい、、万能だね、、俺もそんな部下が欲しいな、、」
「難しいだろうな、、なんせ、あいつと私は「全生契約」を結んでいるからな。」
「、、えっ!?ぜ、、「全生契約」って!!どれくらいの期間一緒にいるの!?君たち!!」
「さぁな。私はそのような記憶に興味がなくてな。あいつなら覚えているかもしれないな。なぁ?」
「そうですね。大体になってしまいますが、、今世だけで見るのならば三十五年程でしょうか?」
「ん?もうそんなに経っていたのか?なるほど、、道理でアスデルが老けているわけだ。」
「そんなに、、じゃあ今までを含めれば?」
「そうですね、、大体二百と十二年でしょうかね。」
「随分と、、長く付き添っているんだね、、でも、どうしてそんなに長く?」
「それはですね、、」
「おい、、そこまで喋れとは言ってないぞ?記憶を長く保持し続けたからか、、口が緩くなったか?」
「大変失礼いたしました。お嬢。」
「はぁ、、お前もだぞ?アスデル、、これ以上首を突っ込めば容赦はしないぞ?」
「わかったよ、、怖いよ?そんなんじゃ、、やろうとしてることも失敗するよ?」
「うるさい。お前には関係のないことだ。それに、、お前の方も大変なそうじゃないか?内容次第では協力してやらんこともないぞ?」
「そうか、、?なら、聞いてくれるか?実はな、、」
そうして、国王が自身の抱える問題を話す、、
「実はな、王宮で不可思議なことが起きているんだ。騎士団の若い衆、魔術師団の中堅層、忠臣も最近になって倒れたんだ。しかも、皆に聞いたが、誰からも差し入れや、心当たりのある事はされていないと言っておった、、そして、厄介なことに倒れた原因を医師に診てもらっても特に異常はないそうなんだ。一体どういうことだ、、?」
それを聞いた「賢者」と「騎士」は話し合っていた、、
「どう思う?」
「そうですね、、内部的犯行が一番可能性としては高いかもしれませんが、、もしかしたら、魔術師の可能性もありますね。」
「、、やはりそう思うか、、だが、、忠臣や魔術師団の中堅層は分かるが、どうして騎士団の若い衆なのだ?アスデルと深い関りがあるわけでもないのに。」
「ですね。アスデル様は何か心当たりはありますか?」
「そうだな、、俺は、、忠臣にはいつも道理に指示を出し、魔術師団の中堅層には今、国で進めている研究の進捗を聞き、騎士団の若い衆には励ましの声をかけたぐらいだ。それ以外は何もないな。」
「そうか、、わかった。ならば、私が裏で動き、情報を集めるから。その間の護衛は「騎士」を貸してやる。こいつなら、並大抵の魔術師、騎士には負けん。いいな?」
「かしこまりました。では、事件解決まであなたのことは私がお守りしますね。」
「あぁ、それは心強いが、、「賢者」、、お前はいいのか?」
「アスデル、、お前は私が弱いと思っているのか?」
「え、、ま、、まぁ、、戦っているとこは見たことがないしな。」
「はぁ、、安心しろ。私はそれなりに戦えるからな。」
「そ、、そうなんだな。」
「さて、善は急げだ。早速取り掛かろうか。「騎士」。」
「はい。」
「騎士」は「賢者」の声に反応し、再び剣を空に振るった。
「では、国王陛下。これにて失礼いたします。」
「あぁ。武運を祈っておるぞ。」
そうして、「賢者」は「騎士」を残し部屋を後にした、、
「さて、「騎士」よ。わしを守ってくれよ?」
「えぇ、この命に代えてもお守りいたします。」
そうして、二人は対話室を後にした、、
そして、この事件が「賢者」と「騎士」の実力をこの国に知らしめることになる、、
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