剣錬国家の滅亡~間~
「賢者」が本来の錬金術を扱う、、
そして、魔法の定義を「賢者」が語る、、
「発明王」と「賢者」の戦いの終幕が近づく、、
「これが本来の錬金術だ。」
「賢者」がそう言うと、「錬金国家」の上空に剣と弓が無数に現れた、、
それを見た「発明王」は驚きの顔を隠せなかった、、
「れ、、錬金術でそこまでできるわけがないだろうが!!錬金術は、物を構成する元素が同じものにしか変えられないはずだろうが!!」
「それは、お前らが使っている錬金術が「人が作り出した魔術」だからだろ?言ったろ?本来の錬金術だと、、いいか?「人では再現できないもの」をお前らは”魔法”というだろ?それは違う。”魔法”とは人が信じることで起きる”奇跡”、かつてあった現象の”再現”、神が起こした”神罰”、、それらの「理論上、再現可能だが人の領域では再現不可能のもの」を”魔法”というのだ、、これがこの世の”定義”だ。」
「な、、だ、、だとしても、、何もないところから、無数の剣や弓を作り出すなど理論上だとしても不可能だろうが!!」
「いいや?不可能じゃないさ。それこそ、物質を構成する元素を”変えれば”いいだけなのだから。」
「は?げ、、元素を変える?な、、何を言って、、そ、、そんなこと、、」
「不可能だというか?確かにな。だが、それを可能にしたものが”錬金”なのだろ?土を金に、木を鋼鉄に、水を炎に。そうであろう?なぁ?「錬金を扱う国の王」、、「発明王」よ?」
「、、、、、、、」
「だんまりか、、まぁ、、よい。では、これが最後に見る”奇跡”である!!」
「賢者」がそう言いながら、手を振り下ろす、、
すると、無数の剣が地面に向かい降り注ぎ、無数の弓が矢を放つ、、
それは、「錬金国家」全土を覆いつくした、、
「、、っ!!鍛冶師は俺が作った結界から出るな!!死ぬぞ!!」
「、、はぁ、、ここまで圧倒的だと、、流石に口説く気にはなれないなぁ、、」
「発明王」がそう軽口をたたくと、再び、懐から別の機械を取り出す、、
そこから、半球の防御結界が現れ、「発明王」を覆う、、
しかし、それは「錬金国家」を見捨てることを意味していた、、
「、、王!!我らはどうしたら!!」
「知るか!!科学者ならば自身でどうにかしろ!!」
「随分と、、ひどいんだな?「発明王」?」
「知ったことか!!こんな滅びゆく国に用事などないわ!!」
「そうか、、しかし、素晴らしいな。お前の作ったその機械、、今の猛攻を無傷で防ぎきるか、、だが、見てみろ?「騎士」が守った「鍛冶師の町」以外は更地に近い状態になったぞ?」
「だから知ったことか!!俺は俺の研究結果がわかればそれでいいのだ!!国がどうなろうと!!民がどうなろうと知ったことか!!」
「なるほど、、君は生粋の科学者なのだな、、だが、、私は「星奏国家」を一人で潰したのだぞ?この程度だと思うか?」
「その程度ではないだろう、、だが!!俺もまだ試していないものがあるんだよ!!」
「発明王」がそう言うと今までとは比較にならないほどの大きさの機械を持ち出した、、
それは、かつて「神槍」と呼ばれた物のレプリカに当たるものであった、、
「ほぉ、、「神槍」グレイスト、、のレプリカか?随分と近づけたな、、」
「わかるのか!!そうだ!!「神槍」のレプリカだ!!作るの大変だったんだぞ!!そして、これをお前に使えるとはなんとも興味深いものだな!!」
「レプリカと言えど「神槍」、、ならば、この魔法を打ってもいいだろう!!星よ!!我が敵に向かえ!!「星に導きを」!!」
「発明王」の「神槍」のレプリカと「賢者」の魔法が相対する、、
その衝撃がこの勝負の勝敗を分ける、、、
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