剣錬国家の滅亡~中~
「賢者」が覚悟を決める、、
それは「発明王」にとって最悪の瞬間、、
「賢者」の怒りは、、
「錬金術」の本来の姿は、、
「賢者」は「騎士」の腕から降りる、、
「賢者」はまるで重力が軽くなったかのように、、
「おぉ?どうした?「賢者」さん?叫びはもうおしまいかい?それとも、、僕に殺されてくれるのかい!?」
「、、、黙れ、、私はもう、、決めた、、」
「え?何を決めたの?」
「、、お前を殺すために、、この国を潰すことをだ、、」
「賢者」がそう言うと、再び空中に浮く、、
しかし、それは「発明王」にとっては想定外のこと、、
何故ならば、「発明王」が持っている「玉石機」は魔術を”完全消失”させる石を加工し、作ったもの、、
だが、「賢者」は「玉石機」が発動しているにもかかわらず、魔術の代表であるような「浮遊」をしていた、、
「ど、、どういうことだよ!!僕が作った「魔術師無力化玉石機」は今も発動しているんだぞ!?これは!!魔術が”使いにくくなる”じゃなくて!!魔術の”完全消失”なんだぞ!?それなのにどうして!!」
「、、簡単な話だろ?私が使っているのが、、”魔術”じゃないだけだ。」
「は?”魔術”じゃない?何を言っているんだ?現代では全て”魔術”によって補っている。空を飛ぶ、物を安全に運ぶ、誰かを守り傷つける。ありとあらゆるものが「人が作り出した魔術」によって成り立っている。故に、僕が開発した「玉石機」はこの現代において最も恐るべき兵器になるんだ、、なのに、、それがたった一人に、、?ふざけるなよ!!そんなの認めるか!!」
「それは、、お前の考えが固いからだろ?「発明王」と名乗っている割には、、あいつより才がなかったのだな、、」
「は?何言って、、?」
「何も「発明王」はお前だけではないだろ?「剣錬国家」は建国から三百年、、それまでに”王”と君臨したものは、お前を含め三人。現代の「発明王」であるお前。今は「古匠神居」の名を持っている、ニルディス。そして、「剣錬国家」の最初の王にして私の知人だった「創主」メルト。の三人、今は違う二つ名がついているが、「剣錬国家」の王は総じて「発明王」の名を関する。その中でお前は一番、頭が固く弱い。」
「賢者」からそう言われた瞬間、、、
「発明王」が腰に手を回し、杖を取り出す、、
「おいおい?魔術は使えないんだろ?そんなものだしたところで何の意味がある?」
「賢者」が「発明王」に問う、、
しかし、返ってきたのは杖からの攻撃であった、、
「僕がこの「玉石機」を開発したんだぞ!!ならば、その影響を受けない物も作り出せるということだ!!」
「、、なるほど、、「人が作り出した魔術」のみを無力化するのか、、だから、お前が取り出した機械、、「物によって作り出した魔術」は効果を発揮するということか、、」
「、、っ!?ど、、どうして、、無傷、、!?」
「効果が弱すぎる、、その程度の魔術で傷がつくのであらば、私は「星奏国家」の「第三奏者」になどなれないよ。」
「、、知ったことか、、科学者とは不可能に挑戦し、未知を探求し、知識を蓄えるもの!!この程度であきらめるなど!!科学者の恥さらしだ!!」
「発明王」が啖呵を切った時、、
「賢者」は手を上にあげていた、、
「何をしている?」
「これから見せるのが”本来の錬金術”だ。」
「賢者」が宣言をする、、
それは、「錬金術」が本来の姿を現し、牙をむくことを表していた、、
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