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夜の空
人が歩いて居ない 夜道を 歩いている
人の気配が無い 少し怖い 心細い気持ち
空気は澄んでいる感覚 気のせいかな
急に 何処からか タバコの匂いがしてくる
鼻につく 早足になる 匂いから逃れたい
前から 人が歩いて来たようだ 性別はわからない
不審者だと思われたくない と 咄嗟に思う
暗闇に近い 自分の足下も ハッキリとは見えてない
油断したら 足元を見られ すくわれ 隙も ない
街から町から みんな消えれば スッキリするかな
突拍子もないことを 考えて 苦笑いをした
夜空を見上げたら 雲が 見える 不思議だ
夜空なのに 明るい 理由なんか どうでもいい
しばらく 空を 眺めていた




