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添い猫  作者: 神崎信


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隣りの席

卒業アルバムを開くと 作り笑いの 僕がいる

心の底から楽しかったことは 何か あったかな

修学旅行でクラスの女子と男子が仲良くポーズを

とっている写真を 冷ややかな目で見ている

僕は この頃から陰キャだったんだな

この時代は 根暗って言われるのかな

僕は控えめな人が好きだな それは今も変わらない


写真をパラパラと見ていると あの子が写っている

僕の隣りの席の女子のこと

喋った記憶が殆ど無い きっと隣りの子も 僕と会話

した記憶は残っていないと思う 多分だけど

ある日のテスト時間 僕は答案用紙と睨めっこ

答えが全く解らない 困っていたら

その隣りの女子が 僕に見えるように自分の答案用紙を机の端に寄せてくれた

僕は教師に気付かれないように 必死になって

隣りの女子が見せてくれている 答案用紙を書き写す


結果 教師にカンニングはバレた

運良く 厳しくは叱られなかった

隣りの女子は気まづいような恥ずかしいような そんな表情をしていた記憶がある

僕が悪いのに 僕のことを一切責めないでくれた

その後の記憶も思い出せない そのまま卒業した

仲良い訳でもないし 悪かった訳でもないし

僕はクラス会とか苦手だし 偶然に再会をする事も

おそらくはないだろう

僕は 彼女と 隣同士になれて良かった

心の底から感謝しています












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