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添い猫  作者: 神崎信


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手編みのマフラー

風が吹いてる 冷たい風は 淋しい心に沁みていく

随分と時が過ぎ 楽しい思い出 悲しい思い出 全部

まとめて その人の 1ページとなる

あの時 はじめて君と手を繋いだ 一緒に誕生日を

お祝いした 僕のプレゼントを喜んでくれた君

君の笑顔 君の温もり 君の 泣いた顔

僕に とっては 全てが 大切な時間だった

あの時 こうすればよかったのかな と 振り返ってしまう事は 今も 時々ある

過去を引きずらづに 直ぐに前を向いて歩いて行ける人は 自分を 信じられる人だ

過去を断ち切れずに 未来を考えることが出来ない人もいるそれは その人が いつか幸せを掴み取る為の 下積みの時間だと思う

君がプレゼントしてくれた 手編みのマフラー

僕なんかの為に 一生懸命に編んでくれたのだ と 思ったら 涙が とめどなく溢れてしまった

僕は その事を ずっと ずっと 忘れはしない


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