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何か
別れ話になった 別に別れても構わないと思った
どこか 冷めていた だけど きみは そんなつもりで言ったんじゃないと ぼくに言ってくれた 瞬間
ぼくの心に 火が灯り 誰も居ない 夜の駐輪場
きみのことを 抱きしめた
言葉は 大切 でも 言葉 だけでは 足りない 何かがある その 何か が わからない わからないから良いのかも知れない
あの時 こう言えばよかった そんな後悔は誰の心の中にもきっと たくさんあるだろう 寂しい気持ちを抱えながら みんな歩いている 誰かに解って欲しい気持ちと 解る訳が無いと言う気持ちが 交錯する日々を今日も過ごしている




