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添い猫  作者: 神崎信


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36/39

かわれないけれど

人の事を悪者にしようと 企む 人がいる

人を操り けしかけて 喧嘩をさせようとしている

どちらにも 自分は良い顔をして 裏側で笑っている

気づいてないふりをしているの 哀れに見えるから

掃き溜めの上を 延々と 綱渡りを している


人は 良くも悪くも 最後まで かわれないけれど

あなたに 想い出が ひとつでも 残っているなら

それを 心に閉まって 鍵をかけて大切にして

あなたが 苦しくて 辛い時には 優しく取り出して

その時だけは 全てを許して 抱きしめてあげて










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