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心の火
笑われてるのに 悔しさを 愛想笑いで 誤魔化した
ひとり に なった時 壁を 思いっきり 殴った
拳から 流れる血をみて 流れる涙を 拭いとって
悲劇のヒロイン気取りの 自分を見て 笑ってみた
心の火を 消してはいけない 燃やし続けるんだ
何の取り柄もないかもしれない 空っぽかもしれない
正直に生きたって 何も報われない世界かもしれない
向こう側が見えない 人生の坂道を 駆け上がって
自分だけに 見える景色を 描きに 行くんだ
心の火を 消してはいけない 燃やし続けるんだ




