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添い猫  作者: 神崎信


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好きなの

リサイクルショップ ぼくの目の前にいる 同じ位の年頃の女の子 本棚から ぼくも読んでいる 好きな作家さんの本を取り出してパラパラとページをめくっている

ぼくも その作家さんの本が好きなんだけど きみもその作家さんが好きなの? とは 聞けるはずもなく その場を ぼくは離れていく


しばらくたった ある日 同じ リサイクルショップで また きみを見かけた 前回と同じく ぼくも読んでいる 好きな 作家さんの本を きみが手にした

すると ぼくの視線に気づいた きみは ぼくを見て 手にした本を本棚に戻すと どこかへ行ってしまった


帰り道 ぼくは反省した ぼくのせいで きみは もう あの お店には行きたくないと思っているだろうな

ぼくは もう あのお店に行かないようにしようと思った


自動販売機で ぼくが好きな炭酸ジュースを買おうとしたら猫が1匹 ぼくの足元によってきた ぼくは しゃがんで猫を撫でる ぼくが近づいても きみは怖くないの?嫌じゃないの? ぼくの事が好きなの?


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