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添い猫  作者: 神崎信


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真夜中の歌手

長い 長い坂道がある 夜になると人も車も少なくなり静寂が訪れる

自転車で下るには少し怖い位の急な坂道で歌を大声で歌いながら疾走する人達がたくさんいるのを わたしは知っている何年も前から この耳で聞いてきた 聴いていた

同じ人ではない 男の人も女の人もいる それが何の歌までかは わからないけど みんな大きな声で歌を歌っている

聞こえるのが 一瞬だからそう感じるのかも知れないがどこかの誰かの歌声を聞くのは わたしは耳に心地良い大きな声で歌をうたいたい そんな夜があったって良いじゃないかと思う

目の前に聴いてくれる人が1人もいなくたっていいじゃないか うたいたい歌をうたえばいい 

いつかきっと あなたの歌声を聴いてくれる人が現れると どこかの誰かの歌声を聴くと わたしは いつもそう思う




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