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添い猫  作者: 神崎信


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212/213

可憐な人

古書店で 本を 何時間も 夢中になって 読み

続けて 気がついた時には 身体の あちこちが固まって しまって 動けなくなった 君は 可憐


水族館に居る シロイルカ と 君の オデコ の

広い感じが 似ていて オデコとオデコで 交信して

居るみたいだね? と 言ったら 横っ腹に パンチ

を ぶち込んできた 君は 可憐


旅行に出掛けた時に 僕が ベッドで横を 向いて

眠っている 後ろ姿を ハガキにスケッチして

旅の 終わりに 僕にくれた 君は 可憐


野良猫達に 囲まれた僕が 猫同士の喧嘩を

仲裁してる 姿が好きだったと 月日が経ってから

僕に 伝えてくれた 君は 可憐


君は いつまでも 可憐 僕の中では 可憐な人



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