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添い猫  作者: 神崎信


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黒猫

夜の庭 目の前を 何かが横切る

びっくりして 目を凝らして見る


その何かも こちらを見ている

暗闇の中 目が光っている


何かの正体は黒猫だった


エジプト座りと言われる座り方で こちらを見ている

近づくと 少し逃げて また エジプト座り


完全には 逃げないが 警戒している感じ

こちらも座る ヤンキー座りと言われる座り方で


もっと近くで 顔を見せて欲しいけど

黒猫に とって これが絶妙な距離なのだろう


おいで おいで と 手招きするが 無反応


予測はしていた それで 良いんだと思った


立ち上がり 黒猫に 心の中で またね と 言った





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