159/160
逃避行
風が吹いて 坂道を 空き缶が 転がっていくよ
ころ ころ ころ また ころ ころ ころ
酒でも 飲まなきゃ やってられないと 呟く
飲んで 呑まれて 飲まれて 呑んで
金が無ければ なんにも 買えない
金があれば 偽りの 愛も 買える
ほろ酔い気分で 虚勢を張っても
酔いが 覚めれば 只 虚しいだけ
逃げているだけ そんなの とうに わかってる
現実逃避の繰り返し 遠くに 遠くに 逃げたいよ
何処かに 居場所は あるのかな ないのかな
風が吹いて わたし の 心も 転がっていくよ
どこまでも 転がっていくよ




