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添い猫  作者: 神崎信


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12/38

今夜この場所で僕だけかもしれない

駅前で 君を 待つ僕 

沢山の人で ひしめき合う

改札口 を 見つめる僕

やがて 現れた 君は 艶やかな 浴衣姿

今夜は 花火大会

花火が 見える場所まで 歩きながら 談笑する

もはや 花火は どうでもいい 

花火より 君の 浴衣姿を見ていたい 

花火が打ち上がる 感動してる 君を見てる僕

花火大会 中盤 突然の 土砂降りの雨

僕は こんな事も あろうかと 折りたたみ傘を 持って来ていた

二人で ひとつ の 傘に 入る

定番のシチュエーション だけど 僕には幸運の雨

浴衣姿の 君を 雨に 濡らすまいと 

奮闘してる姿を 君に アピールする僕

僕は 体全体が 傘から出た状態

お嬢様に 傘を差す 執事のよう

君が申し訳なさそうに もっと近くに来てと 言ってくれた

雨よ もっと ふれ と 思っていたのは 

今夜この場所で僕だけかもしれない

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