春色キャンバス
ほら息吹 空を仰ぎ
広く澄む景色にまた思い出す
またこの街を 描いてゆく
雪解け水に輝く曙
冬の余韻が肌をかすめる
初々しくも色づく新緑
いつもの道をあたたかくつつむ
いつしかひとりでみにいく花道
変わる僕と変わらないこの道
どんな気持ちもぬりかえてくれる
言葉にならない絵になる風景
淡い淡い華やかに鮮やかな描写
はかないくらいの軽やかさ、一枚の花びら
貫く光を春色に染めて
風が吹き 木々を扇ぎ
鮮麗な舞台にほら踊り出る
刹那刹那に切なさが香り
織り成すページに希望を散らす
明日の輝き 思い出の中の
想いにかさねぬりして舞い上がる
また物語を描いてく
僕はひとりで歩いてく
ありがとうございました。。。