SCP補足
今作において佐藤江利香の箱庭事件その3以降にSCPが登場します。
SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です(CC-BY-SA3.0)
SCP財団日本支部 http://ja.scp-wiki.net/
このメッセージは著作権に囚われずにSCPを皆で共有して執筆出来るようにとSCP関連でよく目にするライセンスです。
SCP財団の概念を登場させるだけなら上記の一文で良いですが、SCPサイトの記事を引用するなら更に著作者のクレジットを表示しなければなりません。
SCP-2662-くとぅるふ ふっざけんな!
著作者:SoullessSingularity
http://ja.scp-wiki.net/scp-2662
Tale マリアナ海溝から回収された文書 著作者:Dr Gears
http://ja.scp-wiki.net/document-recovered-from-the-marianas-trench
佐藤江利香の箱庭事件その4・7の会話中にこの二つの記事の話題が登場していたりします。
また、このライセンスは商業利用も可能ですので出版や映画化・漫画化なども自由に出来ます。
SCPが一般のアニメや漫画に登場する未来がやってくる可能性もありますね。クトゥルフ神話と似た新たなシェアワールドが展開されると思うと楽しみです。
今作でこのライセンスに該当しているのは。
・SCP財団エージェント『包帯男』
・SCP-879-AW-リコールマン
・SCP-007-AW-時空妖精
・SCP-1203-AW-ミイラ包帯
・SCP-084-AW-箱庭世界
・SCP-672-AW-迷彩カマキリ
以上のSCPとなります。作中でリコールマンがワンダーランドのメンバーを限定的な現実改変者と表現していますが、厳密には別物であり、上記のライセンスには該当していません。
何故ならSCPとはSCP財団のサイトへ記事として書かれて初めてSCPとなるからです。
本作では実在するウェブサイトのSCP財団日本支部(jp)と記事番号が被らないようにAW(異世界支部)と表記した架空のサイトに記事として書かれたSCPだけが登場したという設定となっています。オリジナル要素の塊ですいません(汗)
つまり何が言いたいかというと、上記の包帯男から迷彩カマキリは好き勝手に作品に流用して頂いて構わないということです。
これがライセンスの継承という部分になりますね。SCPを題材にするなら自分の作成・改変したSCPは他者に利用されても構わないという許諾をしてることになります。
最後に包帯男はまだ出番があるので先に少し情報を出しておきます。
・包帯男はSCP財団にワンダーランドの事もアリス姫の事も一切話していません。SCP記事にも要注意団体にも一切の情報は書き込まれていません。
・とある理由により包帯男は必ずしもSCP財団に協力的とは限りません。
・包帯男は過去に他の要注意団体と協力していた経験があります。
・包帯男は現実改変者ではありません。
・包帯男は過去にKクラスシナリオを覆した経験があります。
※Kクラスシナリオとは例えば迷彩カマキリが地球人類並に繁殖して人間が全て根絶されたり、ミイラ包帯を大量生産して全人類が生きたミイラになったケースを想定したシナリオの事を言います。