#1 Beginnings/異世界転移
Rebecca/レベッカ
ポジション:本作の主人公
異世界でいう職業:ヒーロー
本名:(Unknow/不明)
性別:女性
誕生日:12月4日(1992年)
身長:166cm
体重:51kg
スリーサイズ:81-63-14
年齢:27歳
血液型:A型
髪の色:黄
目の色:藍
好きな食べ物:ハンバーガー、パンケーキ、たこ焼き
一人称:私
二人称:君
性格:男勝りかつ常識的、お人好し。何よりも器がデカイことが彼女の取柄だ。怒ると怖い。
家族構成:(Secret/秘密)
主力技:「イカヅチパンチ」「サイクロン」
レベッカは好物の「パンケーキ」を食べようとしていた直後に、突如謎の光に包まれた。見慣れない景色、異世界ではよくある異種族はもちろん、モンスターも存在する。未知の世界に戸惑う彼女は元の世界に戻る方法を探すため情報収集を行った。
「まずは図書館に行こう。私を召喚した魔法を調べねば。」
図書館に入り、召喚系魔法を徹底的に調べるも手がかりが掴めず不毛に終わる。
「仕方ない。私を召喚した輩を探そう。」
そう考えた彼女は図書館に出るも、女性が逃げ惑う光景を目撃した。
「もしかすると、私を召喚した魔術師かも。」
逃げ惑う女性に声をかけてみた。
「どうしたんだ君。」
に対し女性は
「たすけて!悪い人におわれているの!!」
と答えた。
女性を追った悪い人とはただのゴロツキ三人組だった。
「はぁ...。これって君の問題じゃないか。他を当たりなよ。」
「そんなぁ!!あたしはただ、通りかかっただけで。」
こうしている間にゴロツキ三人組が接近してきた。
「てめー通り抜けんじゃねーよ!」「近づくんじゃねぇよこらぁ!」「話してる最中に逃げんじゃねぇ!」
と何が何だかレベッカにはわからない。だが気が変わって
「ああなっている事情はわかった。だからといって、これはやり過ぎだろう。それと君、何かやらかしてないか?」
「あたしは何も...。」
レベッカは女性を調べた。驚くことに女性はスリ常習犯だった。
「財布が三つ。泥棒はよくないぜ?」
レベッカはゴロツキ三人組に財布を返却した。
「次からはやり過ぎないように。」
と忠告した。三人組は不思議に思い、どこかへ立ち去った。
「君は何が望みたいかい?」
と問うレベッカ。女性は
「弟の病気を治りたい。そのための医療費を集めてるの。」
と答えた。
「思い違いか。私を召喚した魔術師じゃないな。だが困ってるようだし、助けてやるか。わかった。それじゃあ仕事を探そうか。」
「仕事って...でも、相手にしてくれないの。」
「まあ気にしない気にしない。そこの掲示板を見てみよう。」
どの仕事があるか片っ端から読むレベッカ達。
「討伐クエスト?厳しいな。」
と嘆いている間にプロ魔術師が現れた。
「おやおや、お困りのようだね。」
「君は魔術師か?」
「いかにも。」
「じゃあ私を召喚したのは君かね?」
「知らんよ。」
「やっぱ違うか......。で、何の目的だ?」
「お主ら魔法使えるのか?」
「ああ、これ考えたことなかったな。じゃあ私の属性を言い当てよ。」
「お主の属性は...光と風...うむ、雷魔法と風魔法が使えるはずだろう。」
「ねえねえ...あたしのは?」
「そうだった、お主は無属性だのう。」
「がくっ。」
「それと魔術師よ、どのモンスターを討伐するか選んで欲しい。」
「そうじゃな。まずは大量のスライム討伐クエストからいくといい。」
「わかった、そうするよ。じゃあ、私ら3人でやったほうがいいよ。私はレベッカ。君たちの名前は?」
「あたしは"サラ"。」
「わしはプロの魔術師"カイル"だ。」
「よし、金稼ぎのためのクエストに出発だ。」
レベッカ達はスライム討伐クエストに出た。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここは人気のない路地裏。そこには大量のスライムが棲んでいる。
「なんだ、思ったより簡単だな。」
「お主、何を?」
「一気にいくとするか。」
レベッカはスライムに拳でかましてやった。
「何をって、イカヅチパンチでかましてやっただけだよ。」
「一撃で退治とは、たいしたものだ。」
「褒め言葉どうも。」
レベッカの主力技「イカヅチパンチ」。威力も命中率も安定している。
次の技「サイクロン」とは、先制攻撃かつ速攻技。地雷と罠を吹き飛ばすという優れものである。この技でスライムを瞬く間に吹き飛ばした。
「これで一件落着かな。」
だがここからが大変なことにオークが出てきた。
「誰だぁ~、我がスライム達を虐げる愚か者はぁ~きさまかぁ~よくも我がスライム達を可愛がってくれたなぁ~」
「お主、路地裏に放り込んだんだろう?」
「それがどうしたぁ~」
オークはそういい、ゴブリンバットを振り下ろした。
「あぶない!!」
サラとカイルはオークの攻撃を回避した。一方レベッカは
「ねぇオーク、私をじっと注目してよ。」
と発言した。
「何だぁ~きさまはぁ~。それは置いといて、これから自己紹介するからよ~く聞けぇ~。我は環境を綺麗にするために路地裏へ出向いてきたポークだぁ!!人間どもは環境を汚し続ける愚民である。ポイ捨てによる悪臭でモンスターが苦しんでいる!!我はそのためにスライムを使って街中と路地裏を綺麗に清掃してやるのだぁ!!そういうきさまはどこの出身だぁ!?どこからやって来たぁ!?」
「私はただ、別世界からやってきただけさ。」
「別世界の人間だと!?ばかにしてんのかぁ!!」
「それはさて置き、さっさと終わらせようか。」
「きさま誰に向かって口を利いて...」
瞬く間にイカヅチパンチ一発でノックアウト。
「一瞬で終わっちまった。」
「お主、強すぎだの。」
「さぁどうするか。」
「ひぃー!!この度は申し訳ありません!!」
「もう悪さはしないか?」
「しません!!」
「それはさておき、環境を綺麗にするためと言ったな。じゃあ、世界と人のために尽くすか?」
「は、はぁ!!」
「お主、相手を仕留めずにとは優しい。器の大きい人かもしれん。」
「あたしでよければ手伝うよ。」
「この恩は一生忘れません!!」
「よし、終わりよければ全てよし。」
こうしてレベッカはポークの悪行を止めることに成功した。その後、街と民のためにスライムで清掃活動を行ったのであった。一方レベッカ達は...。
「そういや、君たちはどのギルドかね?」
「わしは魔導ギルドだが。」
「あたしは盗賊ギルドだけど。」
二人は既に属している。だがレベッカの場合は...。
「...私はどのギルドにも所属してないただのフリーだよ。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
レベッカはどのギルドにも所属してない。この状況でどうやって食べていけるだろうか?
「お主、どうやって食べていけるのか?」
「あ、パンケーキを食べ損ねた。」
今やレベッカは腹の虫である。
「私の持っているカネは使えるだろうか?」
「いやいや、お主のその紙切れとチップは使えんだろう。」
元の世界の金銭が使えないそうだ。
「ギルドなしじゃあ、仕事がないし、探すしかないな。」
「あたしのギルドはどう?」
「盗賊ギルドか。ん?」
職業体験という選択肢があるなと閃くレベッカであった。
「そうと決まれば、職業体験...いや、ギルド体験を始めるとするか。」
まずは盗賊ギルドから体験をしてみた。
「な...盗品が多いな。」
「合わなかったらごめんなさい。」
絶対的正義故かレベッカに盗賊は似合わなかった。
「わしのギルドはどうよ。」
次は魔導ギルド。魔法を専門とするギルドだそうだ。
「サイクロン!!」
を放つレベッカだが、他の魔導師の場合はどれも熟練していてうまく他人に追い付かない。
「風魔法ひとつじゃどうにもならない。」
彼女は入団を断念し、他を当たった。
「どうしたものか。」
どのギルドも彼女に合うものではなかった。さて、暇潰しにカフェでゆっくりしたいところだが、所持金がない今じゃあどうにもならない。ダメ元でなぜか不人気ギルドに入ることにした。そこにいるのは、元の世界にいる彼女の友達のそっくりさんが3人だっだ。アンジー楓のそっくりさんとモグのそっくりさんとマリア愛美のそっくりさん、まぁそう言うことだ。
「まさかな、嘘だと言ってくれよな?君たちまで飛ばされるなんて。愛美よ、何か言ってくれよ。」
戸惑うレベッカに対して3人は
「やだぁ、何をいってるのよ。見かけない顔。」
「へっ、どうしたもんだよ。」
「僕たちギルドに何か用?」
どうやら元の世界の人物とは別人のようだ。
「なんだ、人違いか。なら、私をこのギルドに入れさせてよ。」
入団希望をするレベッカだが。
「でも、依頼が少ないよ?それでもいい?」
「不人気でも入ってやるさ!!」
「それじゃあ、この紙に署名を。」
レベッカは申込書に自分の名前を記し入団を認め、晴れて不人気ギルドの一員となった。
「入団したはいいが、君たちの言うとおり仕事も依頼も少ないな。それで、支配人は誰だろうか。」
そう言ってるうちに支配人が出てきた。
「俺がこのギルドの支配人モタローです。よろしき。」
「モタロー...。私の兄貴と被るけど、よろしくな。」
「僕はアンジェリア。リサイクル担当だよ。」
「俺はバイロン。力仕事なら俺に任せろ。」
「あたしはミランダ。只今彼氏募集よ。」
ギルドメンバー紹介は済んだ。レベッカ、自己紹介してよ。
「まだ自己紹介してなかったな。私はレベッカ。別世界からやってきた者だ。」
レベッカの名を聞くと皆は...
「レベッカ...どこかで聞いたような?どうりで顔もあの人にそっくり。」
「ん?君たちどうかしたの?私の顔になにかついてるの?」
「今や行方がわからなくなっているレベッカに似ている。」
「ふぁっ?この世界にも私のような人がいるのか?」
「ああもちろん。君のような女がかつてこのギルドにいた。だが今は例のクエストに出たきり行方知らずのまま。」
「その例のクエストというのは何だろうか?」
「言えない。同じことを繰り返さないために。」
「そうか。これも言えない事情もあるってわけだ...て、もう一人いたのかい!!」
可愛らしいロリっぽい女がいた。
「あはははは、俺のギルドに3人だけだと思った?もう一人を忘れちゃったよ。紹介しよう。可愛らしいロリっぽい女は...。」
「パメラ。」
「そうそうパメラ。可愛いだろう?」
「言われれば確かに可愛いな。」
パメラを注目するレベッカとモタロー。
「そんなにパメラが可愛いの?」
その後、自己紹介と元メンバーの事情説明を終え、各自部屋に戻った。レベッカの分は例外として異世界レベッカのものを借りることに。
「......几帳面だな。」
案外綺麗な部屋だった。なにもやることがなくて退屈である。スマホを取り出していじるところが圏外だったり。
「ふわぁ~ぁあ~」
あくび連発。
「なにもないし。」
そのまま就寝した。一方パメラは...
「レベッカ......どこにいるの......。」
行方知らずの異世界レベッカが心配で堪らないのであった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翌朝。レベッカの部屋を訪ねるモタローだったが。
「開けるよ。」
ドアを開けてみると、いつの間にか下着姿のレベッカが。
「ん......。」
寝ぼけてるレベッカに対してモタローは
「およよ、失礼した。」
とドアを閉めた。レベッカは同じ服を着替え、食堂へ向かった。
「諸君揃ったかな?ホームルームを始めよう。」
と宣言するモタロー。
「てかここは学校ではあるまい。」
と突っ込むレベッカ。アンジェリア、バイロン、ミランダは朝起きても元気状態に対し、レベッカとパメラは朝がツライと言わんばかり寝ぼけ状態。活動内容の説明を聞き、朝食を摂り、準備運動、これらを済ませて、一日のスケジュールを実行した。わからないことだらけなので何とも言えないが、ここから起こる出来事に期待するレベッカであった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここは街外れの村。成人ばかりの村故か友達のいない少年がいる。オトナたちは忙しいので子供と遊んでいる暇なんてないだろう。その少年の名は「エリオ」。同い年の子がいなくて寂しいのである。どうにか友達を作らねばと思い、隣の村へ赴くのであった。隣の村にはエリオの一目惚れの子がいまして、外見も性格も可愛いという。その子の名は「ルナ」。彼女も同じく友達がいなくて、おじいさんと二人暮らしである。果たして二人は友達として接することができるだろうか?
―――――――――――――――――――――――――――――To be continued
*ログブック更新*
Kyle/カイル
ポジション:異世界の主人公および主要キャラ
職業:魔術師
性別:男性
誕生日:1月24日
身長:168cm
体重:52kg
年齢:17歳
血液型:A型
髪の色:茶
目の色:藍
一人称:わし
二人称:お主
性格:(説明しづらいので、文章に任せる)
主な魔法:「除草」「炎」「水」「封印」「???」
Sarah/サラ
職業:盗賊
性別:女性
誕生日:9月10日
身長:150cm
体重:42kg
年齢:14歳
血液型:B型
髪の色:黒
目の色:藍
一人称:あたし
二人称:あなた
性格:(説明しづらいので、文章に任せる)
Angelia/アンジェリア
性別:女性
誕生日:3月3日(1993年)
身長:160cm
体重:46kg
スリーサイズ:78-59-82
年齢:27歳
血液型:A型
髪の色:灰
目の色:灰
一人称:僕
二人称:君
性格:アンジー楓と同様「ガラクタ愛で呑気な」
Byron/バイロン
性別:男性
誕生日:7月15日(1992年)
身長:174cm
体重:54kg
年齢:27歳
血液型:O型
髪の色:茶
目の色:緑
一人称:俺
二人称:お前
性格:モグと同様「きまぐれ」
Miranda/ミランダ
性別:女性
誕生日:1月31日(1993年)
身長:162cm
体重:55kg
スリーサイズ:86-59-84
年齢:27歳
血液型:A型
髪の色:茶
目の色:藍&エメラルドブルー
一人称:あたし
二人称:あなた
性格:マリア愛美と同様「能天気かつ真面目でしっかり者」
Pamela/パメラ
性別:女性
誕生日:8月8日
身長:147cm
体重:42kg
年齢:14歳
血液型:O型
髪の色:紫
目の色:藍
一人称:パメラ
二人称:(相手の名前)
性格:(説明しづらいので、文章に任せる)