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神殺しの弾丸  作者: 白い彗星
大罪魔獣
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たとえ何が起ころうとも

今回は短めになります。

リーシャの独白、みたいなものです。



 いつも明るくていつも賑やかで。優しくて、強くて。


 そんな彼女の笑顔が、いつも勇気をくれた。彼女がいなければ、とっくにダメになっていた。一人では折れていたこの旅も、彼女がいたから乗り越えることができた


 始まりは、共通の友人繋がりの出会いだった。印象は、まるで物語の中のお嬢様みたいに綺麗で、それでいて騒がしい人。でもその中身は、全然嫌味のない取っ付きやすい人だった


 誰も彼もいなくなったこの世界で、長い間二人で旅をした。その間彼女のことをもっと深く知った。いや、知った気になっていた。


 でも本当は……本当の彼女を、私は知らない。


 パートナーと言っておきながら……彼女の抱えてた苦しみも、何も知らなかった。いつも私の苦しみは受け止めてくれるのに、その逆はなかった。


 彼女は私の力になってくれる。でも私は彼女の力になれてなかった。助けられてばかりで、何も返せていなかった。


 いつか、恩返しをする……そんなあやふやなままだったものは、ついに果たせる機会はなく。それはやがて後悔へと繋がり、一生にも残りかねない傷を負わせる……


 たとえ何が起ころうとも、私達はずっと一緒だと、そう思っていた。


 この日、私とオルちゃんは離ればなれになった。それは距離の問題ではなく……固く結ばれていたと思っていた心の繋がりもも、この日をもって断ち切られた。

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