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5.冒険者になろう

 なかなか納得のいく文が書けず、少し遅れてしまいました。

 3/17 あいつ→あの子に変更。

 「ふわぁ~・・・・・・ふにゃ」


 大きく可愛らしい欠伸と共にエルディアは目を覚ました。

 日はもう昇っていて、斜度から時間的には既に九時をまわっていることがわかる。

 彼女は今ベットの上で清潔な布団にくるまっていた。

 昨夜、姫鬼がゲルプラントを倒したあとトゥルスの馬車に揺られること一刻ほどで砦に囲まれた街に到着した。街の名前はオルクス。国境に付近なため他国からの攻撃にさらされやすいためこのような造りになっているらしい。

 そして昨夜の宣言通り、トゥルスにこの町一番という宿をとってもらいそこで一夜を明かして今に至る。

 

 「姫鬼は・・・・・・まだ寝ておるのか」


 自分も起きるのは遅い方だが、姫鬼はもっと遅いらしい。心の中で彼を見ると涎を垂らしながらぐっすり眠りこけていた。

 自分と同じ姿が涎たらしながら寝ているのが間抜けすぎて腹立たしい。

 本来ならたたき起こすところだが、昨日就寝する前に今日の予定は話し合って決めたので姫鬼が眠っていてもさしたる支障はない。それに昨日は殆ど姫鬼が体を動かしていたので、今日は自分が動くのもいいだろう。

 

 「さて、確か冒険者ギルドに行って登録じゃったな」


 この街にも冒険者ギルドがあるらしく、今後色んなところを行くにあたって冒険者になったほうが色々と都合がいいと考えギルドに登録することにしたのだ。


 「あら、エルディアちゃんおはよう。朝ごはん食べていく?」


 寝巻き替わりに着ていた黒いワンピース(レアアイテムドロップ率上昇の歴とした装備品)から巫女服に着替えて、寝ていた部屋のある二階から一階に降りてくると、ひとりの女性が挨拶をしてきた。

 マユラ・マーテイ。この宿の女将で、一児の母親だ。


 「おはよう。そうじゃな、是非いただくとしよう。妾は結構グルメゆえ味には厳しいぞ。美味なものを期待している」


 そういえば昨日は姫鬼が吸血をしてずっと満腹だったためちゃんとした料理を食べていないのだ。せっかくなので頂いておこう。

 そう思ってそう言ったのだが、そこで呆然とこちらを見ているマユラをみてはっとする。


 (しまった。昨夜は姫鬼が話しておったのだった)


 昨日この宿についたときは姫鬼が体を動かしていたのでそのまま挨拶したのだ。つまり、完全に男口調なエルディアをこの女将にバッチリ見られているのである。

 さて、どうしようか。口調の違いから吸血鬼であることがバレることは絶対ないが、一々追求されたりしたら言い訳を考えるのが面倒である。


 (少々記憶をいじるか)


 彼女が持つ【支配の魔眼】は、相手を操ったり息がとまるほどの圧力をかけたり、または魅了したりなどの力がある。また、記憶を弄って自分の都合のいいように改変することも可能だ。

 むろん彼女が姫鬼に合わせる、というのもあったが男口調など喋りたくないのでその選択肢は即座にバッサリ斬って捨てた。これからは面倒なことにならないように姫鬼には同じ口調で話すよう指導せねばならないだろう。

 行動が決まったところで、周りに人が見当たらないのを確認しつつ彼女は能力を発動しようとしてマユラの目を見た。

 だが・・・・・・。


 「まあまあエルディアちゃん。昨日はあんなに男っぽかったのにちゃんと女の子っぽい喋り方もできたのね。ちょっと心配してたけどよかったわ!」

 

  ガクッ、と魔眼を仕掛けようと思って瞳に力をいれていたエルディアはそのセリフにちょっとずっこけかかってしまう。


 「それじゃあ私はご飯用意してくるから。そこらへんの席でまってて」


 そう言って厨房へと駆けていた。


 「・・・・・・なるほど、ああでなければ宿屋の女将など務まらぬのか」


 宿という、赤の他人がしょっちゅうやってくる場所では争い事が絶えない。そのうちの多くが店主が客のことを無駄に勘ぐったり疑ったり、といったことで起こるいさかいだ。

 マユラはあのように他人の事情まで踏み込まないからこそ今までやってこれたのだろう。この町一番というのも頷ける。

 そんな風に勝手に納得して頷くエルディアであった。

 実はそれはマユラの何の含みのない、彼女からしたら娘に近い年齢と思っている女の子が男の言葉を使うのはどうかと思っていたためにでてきたセリフなのだが、そうだということにエルディアは最後まで気づくことはなかった。

 

 「ねぇ」

 「ん?」


 マユラの言葉に従い席に座って待っていると、今度は別の人間が話しかけてきた。

 マユラ・マーテイの一人娘。確かメルルと言う名だった。


 「どうしたメルルよ。子供が妾に何かようか?」

 「わたし子供じゃないよ。十二歳だもん!」


 よっぽど子供扱いが嫌なのか、その言葉にぷりぷりと反論する。

 数千年生きてるエルディアにとって人間の子供など子供も子供なのだが、もうすぐ成人する女の子に子供扱いは耐えられないようだ。アストレインで人間は十五歳から成人扱いなのである。


 「すまぬ。妾が悪かった。してメルルよ、何か用があるのか?」

 「うーんとね、エルディアってお姉ちゃんのことだよね?」

 「そうじゃが」

 「トゥルスっておじちゃんがね、昨日のことについて報告しなくちゃいけないから後で冒険者ギルドに来てほしい、って言ってたよ」


 昨日この街への道中でいろいろ話を聞いてたのだが、本来Aクラスのモンスターであるゲルプラントはエルフ族が施した結界により街道には入ることができないのだそうだ。にも関わらず街道に入り込み、オルクスへゆっくり馬車を走らせていたトゥルスへ襲いかかったらしい。もしかしたら結界が弱まっているのかもしれないと彼は言っていた。

 一応エルディアも関わっているため行った方がいいのだろう。


 「わかった。だが、なぜメルルに伝言を頼んだのだ。あやつもここに泊まっておるのだろう?」

 「起きるの待ってたけど、起きてこないから先に行くって言ってたよ」

 「・・・・・・妾の寝坊のせいか」


 基本が夜行性なため、あまり朝早くには起きられないのが吸血鬼の悲しいところ。

 どちらかと言えば今日は早めに起きれた方である。


 「ま、とりあえず朝食をとってから行くか。どうせギルドに登録するつもりじゃったしな」

 「あら出かけるの?」

 「あ、お母さん」


 ギルドに行く用事が増えたな、と思っているとそこへ料理を抱えたマユラがやって来た。焼きたてのパンに、新鮮な野菜、コーンスープなどだ。あれから千年経っても食文化のレベルは姫鬼の世界とそう大きくは変わっていないようである。

 それにしても量が多い。エルディア一人が食べきれる量ではない。


 「用意してくれるのは嬉しいが、そんなに食べられないぞ」

 「大丈夫。私とメルルの分もあるから」

 「まだ食べておらんかったのか?」

 「これでも客商売だからね。お客さんがまだ食べてないのに自分たちのが食べるわけにはいかないわ。まあ、もうちょっと遅かったらさすがに食べてたけどね。だから三人分」

 「むぅ・・・・・・それはすまぬことをした」


 それはつまり、自分が食べていない最後の一人で親切にも待っていてくれていたということだろう。さっとこの宿屋を探っても、自分を含めこの親子二人しか気配がない。もうほとんどが朝食を食べて何かしに出かけているのであろう。

 やはり朝早く起きれるようにならなければな、と思うエルディアであった。




◇◇◇




 「・・・・・・よし、そろそろ妾は行くとしよう。なかなか美味しかったぞ」


 親子二人と談笑をしながら朝食を食べていたエルディアは、マユラの料理に感想を言いつつ席を立つ。

 見た目はそこまで豪勢ではなかったものの、味に関していうなら王宮の料理人にも負けないぐらいの腕は持っていると思う。


 「お粗末様。気を付けてね」

 「お姉ちゃんいってらっしゃーい」


 マユラ、メルルの順に手を振りながらエルディアを見送った。

 エルディアもそれに少し手を振って返しながら、宿を出た。


 「さてと、確か街の入口近くじゃったかな」


 トゥルスから街の重要施設の場所はあらかた聞いていたので、記憶を頼りに街中を進んでいく。この街はそこまで大きくなかったので案外直ぐに見つかった。

 石造りの目立つこの街なかにある木造の建物。ギルドというより酒場を想起させるような作りをした場所だった。

 早速中には入ると、まず最初に鎧と武器で身を包んだ人たちがいるのがみえた。席に座って誰かと話している人や、掲示板に貼りつけられている用紙を手に取りながらどうしようかと悩んでいる人、奥のカウンターで受付の人と話している人などだ。

 彼らはギルドの入口の扉があくのを聞くとこちらをジロリと見てきたが、見た目が若い女なのを確認するとすぐに興味をなくしたように再び視線を戻した。


 「来たかお嬢ちゃん。こっちだこっち」


 そんな中、カウンター近くにいた元気のない草のような色をした髪の毛に恰幅のあるボヨヨン体型な男が声をかけてくる。

 トゥルスだ。


 「遅くなってすまぬ。朝は弱いので少々寝坊してしまった」

 「いや、昨日はあんだけのことしてたんだし構わない。構わないんだが・・・・・・なんか、喋り方とか昨日と違わないか?」


 まあ、そう突っ込んでくるとは思っていた。トゥルスも昨日姫鬼の方が話していたので、当然男言葉のエルディアしかみていない。

 もう一度言うが、姫鬼に合わせて男の言葉を使う気は一切ない。魔眼を使うのもアリだが、ここでは周りに人が多すぎて使いづらいし、わざわざトゥルスを外に連れていってからかけるのは彼に怪しまれるだろう。


 「昨日のアレは単なる趣味だ。こっちが素だから気にするな」


 だから言い訳をする。

 むろん単なる適当ないいわけではなく言葉に「昨日の口調については突っ込むな、そしてあのことは忘れろ」という意味を含めての言い訳だ。

 その意味をなんとなく汲み取ったのか、トゥルスは「そうか・・・・・・」といってそれ以上は聞いてこなかった。さすがに商人をやっているだけあって、踏み込んでいい話と悪い話の区別がついているようである。


 「それで、メルルから伝言を聞いたが。どうするのじゃ?」

 「それに関しては私が聞くわ」


 カウンターの奥から一人の女性が現れた。

 ウェーブのかかった鮮やかな緑の髪を肩まで伸ばしており、瞳は綺麗な紫をしている。胸はエルディアより大きく、スタイルもなかなかのものである。


 「あなたがトゥルスさんの言ってた子ね。う~ん、見た感じそこまで弱いとは思えないけど、ゲルプラントを倒す程とは思えないわね」

 「誰じゃ、お主は」

 「この人はリルカさんと言って、ここで受付係をしている人さ」

 「リルカでーす。よろしくねエルディアちゃん!」


 なかなかに明るい人物のようだ。


 「とまあ、堅苦しい挨拶は置いといて。早速だけどギルドカード見せてもらえない? それがあればゲルプラントを本当に倒したかどうかなんて一発で分かるし」


 その言葉にエルディアは困った。

 ギルドカードとは、ギルドに登録した者が持つ所謂証明書のようなものだ。

 このカードは特殊な技術で作られているため本人以外が持ってもカードには何も映らず、そのためカードを持っていれば絶対に本人かどうか確認ができる。また、このカードには討伐したモンスターとそのモンスターをどこで討伐したかが逐一記録されるため、クエストにちゃんと成功したか失敗したかどうかがわかるようになっている。

 しかし、このカードはギルドに登録をした人のみが持っているので、登録をまだ済ませていないエルディアは持っていないのだ。

 持っていないものを見せることはできない。


 「・・・・・・持っておらん」

 「「え?」」


 仕方なしに持ってないことを告げると、二人の声が被る。


 「えーと、今なんて?」

 「だから持っておらぬと言うておる」

 「ちょ、ちょっと待ってくれ! お嬢ちゃんあんだけ強かったのに冒険者じゃないってのか?!」

 「違う。昨日田舎から出てきたと言ったであろう? そもそも冒険者登録は今日しようと思っておったのだ」

 「え~! それじゃあ本当に倒したか確認できないじゃない! あ、そうだ。エルちゃん、倒したならドロップアイテム持ってるでしょ? それは?」

 「残念ながら、塵も残さず空間に食わせたから持っておらん。というか会って間もないのに何故いきなり愛称で呼んでおる。許可した覚えはないぞ」

 「そんなことどうだっていいわ! まさか冒険者じゃないうえにアイテムも持ってないなんて・・・・・・これじゃあ確認のしようがないじゃない! っていうか、空間に食わせたって何?!」


 そのままの意味じゃが、と言うとリルカは涙目になり頭を抱えてしまった。

 そんな顔されても無いものは無いし、食わせたものは食わせてしまったのだからどうしようもないのだ。それに、確認が取れないなら嘘か冗談だと片付ければ済むであろうに。なぜそこまで悩む必要があるのだろうか。


 「そりゃまあ、現れて襲われて倒しましたっていう単純な話ならそれいいんだけど。街道に現れたっていうのが問題なのよ。でも確証がないんじゃ頭のお硬い魔導院のジジイ共は動かないから、結界の調査もできないし・・・・・・はぁ、こんな時にあの子がいたらなぁ」

 「あいつ?」

 「私の知り合いに、Aランクの魔導士がいるのよ。そいつなら私の依頼っていうことで調べてもらえるからね。ゲルプラントが本当に入ってきたのかはわからないけど、結界の綻びさえ確認できれば緊急事態ってことで色々動かせるんだけど」 

 「大変じゃのう」

 「人ごとのように言うけど、エルちゃんがちゃんと冒険者ならここまで面倒になってないのよ?」


 そんなことを言われても、冒険者じゃないものはないのだからどうしようもない。

 それに、例え街道に強いモンスターが現れようともエルディアにとってはどうでもいいことである。なんせ千年前などそんな便利な結界などなかったのだ。むしろ、ちょっとばかり楽をしている今の人々が慌てふためくのを見ていると少しばかり愉しい気持ちになる。


 (しかし、街道の結界はエルフ族が施したという話じゃったが・・・・・・まさか、な)


 千年前に一人のエルフの知り合いがいた。

 彼はかなり異端であり、楽をするために更なる努力をするという矛盾した思想を持っていた。そして彼との会話に、「街道に結界貼ったら移動が楽になるんじゃね?」という話があったのも覚えている。

 当時は彼もまだまだ未熟の域を出ていなかったので、エルディアとしては実現までは程遠いだろうと思っていた。が、なんせもう千年経っているのだ。吸血鬼に次ぐ長寿種族の一つなので今ではかなりの腕になっているとも考えられる。

 それに人間の大陸まで平気で出歩くのは彼以外あまり居ない。確率としてはかなり高いだろう。


 (ま、今はあやつのことなどどうでもよい。妾はギルドに登録しにきたのじゃ)


 色々とあって遅くなったが、本来エルディアはここには登録しにきたのだ。それにこのあと長旅のことを考えて様々な物を買っておかなければならない。こんなところで時間などあまり取りたくない。


 「それでリルカよ、登録するにはどうしたら良いのじゃ」

 「ちょっとぐらい悩んでくれてもいいんじゃない?」

 「ふん。どうしようもないことをいつまでも悩んでて何になる? そんなところに頭を使うなら別のことを考えるぞ、妾は」

 「はぁ・・・・・・はいはい、わかりました。それじゃあこちらの水晶に血を垂らしてくださ~い」


 若干投げやり気味に言うと、リルカはカウンターの下から中心が青く、淡く光っている丸い水晶を取り出した。

 言葉に従い、エルディアは自身の人差し指を噛んで血を流させる。ノロノロやっているとすぐに再生してしまうので、素早く血を水晶へと垂らし、そのまま指を見せないように下に降ろした。

 垂らした血が付着した水晶はまるで血を飲むかのようにその中心に取り込み、一瞬赤く光ったと思ったら、次の瞬間にポンッと言う音と共に何も書かれていない鈍く銀色に光るカードが出現した。


 「これでエルちゃんは冒険者としてギルドに登録されました。このカードは本人の確認には絶対必要だから無くさないでね。無くしたら銀貨十枚で再発行できるよ」

 

 はい、と手渡してくるカードを受け取ると、何もなかったそこにエルディアの絵と名前、年齢、職業、ランクが浮かび上がっていた。名前はエルディア・デモンナイトで問題なし。年齢は驚かれるかもしれないのでできれば詐称したかったが、長寿種族も多い世界なのでさしたる問題にはならないだろう。職業は魔戦士となっている。これは戦士と魔導士の両方の能力をもっているためであろう。ランクは最低のEだが、今日初めて登録したので当然だ。ただ、種族だけは欄があるのに記載されていなかった。

 吸血鬼と載ってないのはいいことだが、なぜ載っていないのだろうか。


 「それはね、種族を隠したいと思っていると出てこないようになってるのよ。種族によっては差別とかあるかもしれないでしょ? まあ、見た目で判断できるのが大概だからあんまり意味ないんだけどね」

 「つくづく便利な世になったものじゃな」

 「そういえば昨日暗黒魔法を使っていたが、お嬢ちゃんはダークエルフと人間のハーフか何かか?」

 「え、暗黒魔法?! それホント?」

 「ああ。俺だって見たときは自分の目を疑った」

 「ふ~ん。そういえば、エルちゃんってかなり古風な喋り方だし・・・・・・もしかして、かなりのお年?」

 「カードを見ればよいであろう。種族は明かせんが、年齢くらいならいいじゃろう」


 気兼ねなくカードを見せると、トゥルスとリルカは仰天した。


 「え、ちょ、何これ?!」

 「水晶の故障じゃないのか?! こんな年齢ハイエルフぐらいでしか見たこと無いぞ!」

 「そんなはずないわ。だってこの水晶昨日新調したばかりなんだもん! っていうか、本人の血液を通して情報を載せているのよ。古いか新しいかなんて関係ないわ!」


 あれやこれやと騒ぐ二人。

 あまりにも大きい声で騒いでいるため、その様子を周りの人々は何事かと怪訝そうに見ていたり、話している内容に興味があるのか耳を傾けていたりしていた。

 そしてエルディアは悪戯に成功した子供のような笑みで二人を眺めていた。

読んでいただきありがとうございます。誤字脱字、感想等ありましたらビシバシお願いします。

 今回名前付きの新しいサブキャラが三名登場。そして漸く封印開放から一日が経過しました。

 姫鬼は元いた世界では休みの日以外は殆ど昼夜逆転の生活をしていたので、休日であっても昼過ぎまで起きません。そんな不健康生活をしてました。でも肌とかは健康そのものでしたとさ。

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