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また桜が咲く頃に イベントストーリー集  作者: ほしがり


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1/1

☆聖夜のパーティー☆(イベント if)

皆さん!

クリスマスです!

本編とは全く関係ありません!(本編読んでると分かりやすい部分はあるかも、、、?いや、人によります!)

「もし香織と遥輝が幼馴染だったら」というifストーリーです

詳しくは活動報告に書いてあります!

(以前投稿したものの再掲です)


ピンポーン


男子諸君、

なんか友達の家のインターホンって妙に緊張する時ってありません?

特にそれが意中の女子の家だったとしたら、、、


ということで、俺は今、幼馴染の家の前に来ています

なんか、クリスマスパーティーに招待されまして、、

しかもその幼馴染はなんと、うちの学校一美人といわれる鳥崎さんなんですよ

と、言っても高校に入ってからというものの、なんか話しかけづらくなって最近は疎遠になりかけているって感じで、、、

まあ、彼女は学校一の美人であり、学校一の才女ですからね


そんなことはさておき、インターホンを押してから結構経ちます、、

いや、なんかドタバタと愉快な音は聞こえるんですけど、、


ドンッ!

「ごめん!待った?」


なんか扉が出しちゃいけない音を発しているけど、、

まあ、こいつが幼馴染の鳥崎香織、学校一といわれる美女である


「そんなに待ってないよ」

「いや、そこは『今来たところ~』でしょ」

「インターホン押してるのに『今来た』は無理あるでしょ」

「あはは、それもそうだね〜、、あっ、じゃあ、家早く上がっちゃって〜、料理とかも準備してあるから」



玄関を上がって、リビングに入るとクリスマス仕様に部屋が飾り付けされていた

以前からよく家族ぐるみで交流があったからか、今日ここにいる人たちとはみんな顔見知りの人ばっかだった


正直、他のクラスメイトも誘っているかと思っていたが、今日は身内だけのクリスマスパーティーのようだ



『それじゃあ、みんな〜、乾杯!』



香織のお父さんの掛け声でみんな一斉に食卓に手を伸ばす


ちなみに、香織の家はケーキ屋とカフェをやっていて、クリスマスの今日は朝から大忙しだったらしい

その結果、クリスマスパーティーが夜なのは言うまでもない


来るときも夜空を見上げれば綺麗な星がたくさんありました、、、




香織の家族はみんな楽しそうだった

香織の弟2人はフライドチキンを取り合ったり、大人世代は酒を呷っていた


対して2人は、、、


「ねぇ、ハル君、これ美味しいね、、」



「そ、そうだね、、」




………



………




何だろう、前はもう少し話が続いた気がするのに

こんなに気まずくなかったはず

何だかんだいって、受験期を含めるとちょうど2年くらいロクに話していない

気づいたら俺も高2になっているし、

目の前の彼女は全てが完璧で話しかけることすら憚られる


なんか一生縮まらない距離ができてしまった気がするなあ、、



『なあ、俺達ってさ、また前みたいに友達として遊べるのかな』



そう聞けたら楽なのに


いや、違うな

俺が言いたいのはそんなことじゃない

バカだった俺が何のために同じ高校を目指したのか


答えは一つしかなかった



「か…り、おま……とがずっと…」


「え?どうしたのハル君?早くしないと冷めちゃうよ?」


ふと、我に返った

目の前には美女が顔を覗かせていた


ああ、福眼、、、


―――


何だかんだで、食事会は終わり、いよいよプレゼント交換の時間になった


正直、むっちゃ悩んだ

いや、女子にプレゼント送ったことが云々じゃなくて、この交換会ルーレットで決まるんだよ、、、


いや、無難にお菓子詰め合わせか?いや、マフラー的な防寒具のほうがいいのか、、?

と、アレコレ考えた結果、マフラー、手袋、カイロのセットにすることにした

ここらへんは雪が降る程度には寒いからどれも必需品だ



みんな一様に用意したプレゼントを机に置いてルーレットを回す


その先にあるプレゼントが自分のになるのだが、、

俺が当たったのはピンクの可愛らしい袋だった


みんなで一斉に開けるとそこには桜のワンポイントが入っている手袋とマフラーが入っていた

一瞬自分のやつを引いたのかと思ったが、こんな可愛らしいセンスは生憎持ち合わせていない

ということは自分と同じ考えの人がいたってことになる

その一方、香織が見覚えのあるマフラーと手袋を持っていた


プレゼント交換が終わったらその流れのままお開きになるらしい

ちなみに誰からの贈り物かは言わない約束らしいのでこの桜の手袋とマフラーの送り主が誰かを知ることはなかった

なんか赤い服着て白髭生やしたイケオジみたいな感じだな、、


「じゃあ、ごちそうさまでした!」

そう言って扉を開けて出ようとしたら


「まって、、途中まで送っていくから!」


―――

半ば強制的だが、香織と途中まで一緒に帰ることになった

こういう時ってどんな話をするべきでしょうか、、


今日の空綺麗だね、今日も寒いね、明日も晴れるといいね、、、、


いや、やめとこう

会話のレパートリーに乏しい内は自分から話しかけるべきではない

相手から話かけら、、、


「ねえ、ハル君」


「ん?」


「さっきご飯食べてる時何言おうとしていたの?」


「えっと、なんか懐かしい感じがして、こういうのやっぱ良いなって、、」


「ふーん、、」


いや、嘘は言ってない、、、よな?

これも本心だから、、、


「ハル君は今のままで良いと思うよ」


「え?」


「私知ってるんだよ、ハル君が一生懸命に勉強して私と同じ高校に入って、そっからも頑張り続けていることを」


「いや、それは自分の実力を、、」


「いや、絶対に違う!ハル君が耳の後ろを掻くときは嘘ついてる時だから!」


、、、

言い返す言葉もない

実際、当時頭が悪くて到底受かる訳もない高校に入るために、努力して、努力して、努力して、その結果合格を掴み取ることができた。

それでも縮まらなかった差を埋めるために毎日勉強を欠かさなかった

その力の源はいつも彼女だった

この関係を壊したくないという気持ち一心で


なあ、香織ももう分かっているのだろ?

じゃあ、もう言ってしまおうか、、


「お、俺は、――」


「私はね、どんなハル君でも大好きだよ もう一度さ、前みたいに2人で遊ばない?、、、って、今日は言いたくてさ」


「…やだ…」

「え?」


「それは絶対にやだ!」


心からの拒絶だった

前みたいな関係?

そんなのに戻るなんて絶対に嫌だよ、、


スッ、、と香織が腕を通すとともに、顔の周りが石けんの匂いと温もりでいっぱいになった


頭の後ろで結ばれた両手は震えていた


「じゃあさ、ハル君はどうしたいの?言ってくれないと分からないよ、、」


ああ、この人には敵わないな、、

分かっていてこんな芝居まで打ってくる

分かっているから不安なのだろう


「ああ、俺はさ、こんなバカで到底香織と釣り合えそうに無いけど、俺も香織のことが好きだよ、、――」


泣いていた

溢れる感情は止まることを知らずに只々溢れ続けた

それで2年間の空白を埋めれるとは考えられないが、2人にとってはそれで十分過ぎた



雪降る深夜0時、抱き合ったまま泣いた2人を星々が静かに見守っていた


―――

十分泣いたあと、結局香織の家まで香織を送ってから家に返ったが、翌日風邪を引いたのは、まあ、当然なのかもしれない

おかげて、互いに送りあったプレゼントが大活躍したのはまた別のお話

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