第六話。マジで異世界。
こんにちは!
テストは昨日終わりました(かなりいろいろオワッテル…)
これからまた投稿していきたいと思います!
読んでくださってる方、本当にありがとうございます…!
窓の外を眺める俺の髪を、風が弄ぶ。
…なんかのCMの演出みたいだな、自分でやっといてなんだけど。
まあそれは置いておいて。俺が言いたかったのは、ここが風が緩やかに吹き抜ける、気持ちいい空間だってこと。とりあえず、居心地がいい。
俺も理解できていないけど、とりあえずここは屋敷とか城とかそんな感じ。…なんかぜったいもっといい言い方ある気がする。
なんかこう、洋風なんだよね。白い大理石っぽい柱にツヤツヤした石の床とか、豪華な装飾の施してある壁とかを見るに、日本風じゃない。
「マジで異世界、なんだな…」
そう呟く俺の眼下には、綺麗な街並みが広がっていた。
大きな通り沿いに、絵本みたいな落ち着いた赤の屋根の家がきゅっと集まってる。下はおっきい噴水があって、水がキラキラと光を反射していた。
城下町っていうより、本当に中世ヨーロッパに近いような、そんな気がする。
「すっげぇ…」
異世界なんだ、と否が応でも認識せざるを得なくなる。
…まあ喋る巨大犬×3がいたことでもう覚悟してたけどね。てか俺が死んだのは明らかだったし。
「何見てるのー?」
後ろに気配を感じたと思ったら、かわいい声がした。やっぱフェーンさんか。
「ボクの領地はねー、あっちだよ!」
「へ?」
領地、とは?
「ボクたちはね、領主なのっ。みんなで国を治めてるんだぁ」
にこーっと満面の笑みを浮かべるフェーンさん。
…なんかわからんが、とりあえずみなさんめっちゃいい位の人ってことですかね。
「我らはこのユアーラウズを三人で協力して治めておるのだ。三人の領主がそれぞれ集まり、『国王』となっている」
ヒューガさんが金の目を細めて教えてくれる。
あーね。王様が複数いるってことか。理解。
それにしても王様だったのか、そっk…えええ!?
いいとこの貴族レベルじゃないじゃん!トップじゃん、国の!!その人たちに俺は今囲われてると!?
なんで!?
「ぼくらには『花嫁』という存在がいるんだ。三人の番となるべく、異世界より王の間に現れる存在。その人間を『花嫁』と呼ぶ、らしい」
そう言って、ジュダさんが少し困ったような笑顔を浮かべた。
「ごめんね、ここから先はまだわからない。あくまで伝承なんだ。正直言って、ぼくたちもまだ混乱してて…」
……??
えっと、えっとだよ。
つまり俺は異世界に転移して、神話的な何かによるとこの犬×3の花嫁…番…つまり結婚相手になってると??
「待て待て待て!?俺男だぞ!?」
「花嫁は呼び方であって、性別は関係ないんだよー」
あ、よか…ないないない!!どう考えてもダメだろ!
「だっ、だってそっ、その!俺たち人間男性は、妊娠とかできないよ!?」
ほら、王の嫁って子供産まなきゃでしょ!人間の男性は妊娠不可能なんです!
「問題ない。我らには歳の離れた弟妹がいるし、子はあまり求めておらぬからな」
大丈夫だとヒューガさんが言い切る。ちょ、ちょちょちょ!!
「俺ただの会社員っすよ!?」
「かいしゃいん、がなんなのかはわかんないけどだいじょーぶだよー!花嫁ちゃんは花嫁ちゃんだもん」
ぐっ!
フェーンさんがきりっと親指を立てた。
俺、そんなすごい役割じゃ絶対ないって!というかこんなイケメン×3とか、俺に釣り合わなさすぎる。
「…それでね。ここからは選択肢の話。ぼくらは、君がいた世界に君を返すことはできない。ぼくらが関われることじゃないんだ。だから、さっきも言ったけど選択肢は二つ」
ジュダさんが目の前に立って、真剣な目で俺を見た。
…あ、真面目な話だ。
フェーンさんもヒューガさんも、俺をすっと見る。空気がピリッとした気がした。
「ここで花嫁として過ごし、ぼくらの寵愛を受けるか。それとも平民として生きて一生を終えるか」
長い指が2本、するりと立つ。
「ぼくらは君がここを去ると決めたら止められない。ぼくらに強制する力はないし、きみはどちらを選んでもいい」
でも。
ジュダさんが、続ける。
「チャンスを一週間、ください。ぼくたちのことを知ってほしい。嫌がることはしません。だからどうか、一週間だけここにいてくれませんか」
真剣な黒い瞳で、じっと見つめられる。声も言葉も、俺に向けてるとは思えないくらい、これ以上ないくらい真面目で格好良くて。
…断れるわけがない。
俺はただ、頷いたのだっt
「やっっったあああ!!」
フェーンさん、動体視力良すぎだろ!!速いわ!!俺まだ頷いてる途中だったんだが!?
「じゃあっ、ボクたちのこと好きになってもらえるように頑張っちゃうね!」
「よろしく頼んだぞ!」
ヒューガさんも全力で加勢してきた。ちょい、待って待って!
きゅるんとした空色の瞳と、凛々しい金の瞳がキラキラと俺を見ている。
…くっ、その目はズルいって…!
二人に挟まれて、ジュダさんも「まぁいっか」って笑ってる。
そりゃ、俺はここが嫌いなわけじゃない。雰囲気だってすごくあったかくてしあわせ…なんだけど!ひたすらもふもふできるし最高だって気づいちゃったんだけど!
求婚されるってなったら話が違うじゃん!?
俺、これからどうなるの__!?
さて、こちらもちょっと真面目な話です。
このお話の投稿頻度を週一回、水曜日のうちのどこかとさせていただきます。
頻度は落ちますが、これからも見守ってくださると嬉しいです!
それと本文に関係ないお知らせなどは削除しました。
それでは、これからもこの「とりあえずもふもふは最強です(以下略)」をお願いします!
…作者が題名をカットするなって話ですね。
では、今回もここまで読んでいただきありがとうございました!




