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6 特大の芋

 俺の脳内ではマグロがぴちぴち跳ね回ってたけど、義姉上はそうじゃなかったみたいで。


「ご無事で良うございました。

 しかしながら、石壁とは、なかなかの高等魔術。ようもそこまで腕の良い魔術士を、集めることができましたね」


「そこで、この『魔法の杖』の出番!」


 目元を和らげて、安堵を滲ませた声音で義姉上が言うと、ラン姉が袖口を下げて、自慢げに腕輪を見せびらかした。

 木と銀、変わった素材の組み合わせの、飾り石の一つも付いてない腕輪――精緻な呪陣が彫られた、装飾品ではない腕輪。


「ラン姉、それ、もしかして、『デュマの魔法の杖』? よくそんなの、手に入れることできたな!?

 え、王族とか侯爵(クラス)の高位貴族でないと、手に入らないんじゃないの!?」


 五年前、武の国デュマから、『魔法の杖』という画期的な魔道具が、各国の王族に贈られた。


 杖で指し示せば、魔法の指向性が補われた。

 指輪をつければ、魔法の威力が底上げされた。

 腕輪をはめれば、操作の拙さが制御された。


 伝説のデュマ魔法八王の最後の一人が没して百年、遺言に従ってのことだという。


 武の国デュマは、御伽噺の魔王の住処とされた魔の森と、人の世の境にある国で、魔獣たちとの防波堤、境界線にもなってる国だ。

 百年以上前に唐突に現れた、王族級をも軽々と凌駕する八人の魔法使い。

 それだけの力があれば、どこに行っても栄耀栄華を極められただろうに、一人の王に仕えた。神の化身とも第二の魔王とも噂された唯一人の王だけに、頭を垂れ、膝を折った。

 そして魔の森との境に、エドモン・ダンテスと名付けられた岩砦を建て、城塞都市を築いた。


 伝説では、黒竜をも従えたという。

 ――だから、魔王。

 伝説では、数多の精霊を統べたという。

 ――だから、神の化身、と。


 その伝説の魔法王たちの、人ではありえない力の、そのカラクリの一端が『魔法の杖』だったと、明かされた。


 人は、二本足で歩いて走れるように。魔法も、歩いて走れる程度には、当たり前に使うことができる。

 文明が発達すれば、魔法も発達する。

 呪文を改良した。印を工夫した。呪陣を考案した。呪文を繋げて術を作り直した。

 だけど。

 ――道具で補助しようとは、思いつかなかった。


 万能の魔法王ウィリアムの、『魔法の杖』。贈られた王族がその性能を確認した頃合いに、武の国デュマは、各国にソレを販売した。

 ただし、均等に、一定数。

 武力が一国に偏ることがないよう、各国の使者たちにそれぞれ、数を偏らせることなく、目の前で直に手渡した。


 ――いつかは、これが人殺しに使われることになるでしょうが。解禁した直後に世界大戦を起こされると、魔法八王と玉座の君に合わせる顔がないので。くれぐれも、向こう二十年ぐらいは、国同士の戦争に使わないように。


 ――もし使ったら、その国には、もう『魔法の杖』、売りませんので。


 デュマの現代表は、そう言って手渡したそうだ。

 ちなみに、二十年の理由を聞くと。


 ――解析して、複製品とか自作して大量生産するのに、それぐらいの年数がかかるかと思いますので。


 渡した『魔法の杖』では戦争するなという、副音声付きの回答が返ってきたそうだ。


 それからデュマは一年に一度、一定数を均等に、各国に販売を続けている。

 大がかりな戦争は起こっていない。

 いないが、国内で、王族貴族の綱引きが熾烈を極めている。特に武闘派の貴族は沽券に関わるとばかりに、あの手この手で入手しようと画策しているそうだ。

 まぁ、あくまでも、侯爵家以上の中央貴族に限り、だけど。


 ウチみたいな、ソコソコ平凡、そんなに貧乏ではないはずっ、程度の伯爵家には、まったく関係のない話で。


 そんな状況で、なんでラン姉がそんな高級品を持ってるのか。


「圧倒的に人気なのは、指輪なのよ。わかりやすく、攻撃魔法の威力が底上げされるんだもの。

 そこまで重要と思われてない、コントロールの腕輪、指向性の杖は、手に入れるのが不可能ってほどじゃないわ。

 ほんと、これの真価が、周知されてなくてラッキーだったわ。おかげで、手に入れやすくて、魔獣討伐ができたもの」


 ラン姉が、優しく、大事そうに腕輪をなでる。高級品で有用だからというよりも、懐かし気に、切なげに。


「指輪はINT、杖はMP、腕輪はLvか習熟度(スキルレベル)がコンセプトね。指輪も腕輪もあるのに、呼び名はあくまでも『魔法の杖』。

 国の名前がデュマで、岩砦がエドモン・ダンテス……会いたかったわねぇ」


 一しきり腕輪を撫で、儚げに微笑んだ後、ラン姉は顔を上げて、表情を切り替えて話を続けた。


「例えるなら、腕輪型は鞍や(あぶみ)ね。

 裸馬に乗る腕がなくても、鞍や鐙があれば、乗りやすくなるでしょ? 土系が得意な人には、腕輪をはめてもらって、片っ端から石壁の呪文を唱えてもらったわ。

 杖型は、魔力消費量の削減よ。石壁を何枚も並べないといけないから、ずいぶんと助かったわ」


「あとは人海戦術のための、人手ね。

 旦那様って子爵だけど。この子爵家、元をたどれば侯爵家の分家、寄子っていうのかしらね。侯爵家が、大湖近くの領地を切り離して(コストカットして)、子爵家として独立させたのが始まりなの。

 初代は侯爵様の三男だったそうよ。

 だから、寄り親の侯爵家の縁を辿って、杖型、腕輪型、侯爵家の私兵、借りれるだけ借りたわ。侯爵家の方々も、水棲魔獣討伐に、ずいぶんと乗り気になってくれたし」


「他にも人手を集めるアテは、ちゃんと考えていたわ。大湖を挟んで、お向かいの男爵領。

 死に体の大湖が、使える大湖に生まれ変わるチャンスだもの。絶対に協力してくれるでしょ、って思ってたんだけど……」


 すらすらと話していたラン姉が、そこで初めて、言い淀んだ。俺は、水棲魔獣を討伐するのに、まさか難癖つけてきたのかな、って思って――一瞬、両親のことが(あの父母と同類)頭をよぎった(かと思った)のは否定しない。


「もうね、何というか……魔獣、見敵必殺☆、みたいな……。挨拶かねてちょっと話を向けたら、ものすごく食いついてきてね。

 しかもその場で、男爵様の奥様が、魔獣討伐に参加するって言い出したのよ!」


 ――魔獣討伐は命懸け、男爵家当主の旦那様が前線に出るなど論外です。ならば妻たるわたくしが、旦那様の名代として征きましょう。

 息子は後継ぎとして立派に育ち、娘は嫁いで久しく。もはやこの身、使いどころ無しと思っておりましたが。

 見事この命、最後に華を咲かせてみせましょう!


「えっと、その男爵の奥様って、軍人の出?」


「ううん、結婚前は子爵家のご令嬢で、侯爵家の侍女をしてた、ふつーの貴族の奥様よ。

 ほんとに、ほんとだそうよ?

 それで、その奥様の言葉を聞いた男爵様が……」


「まぁ、止めるよね……え、止めたよね? 

 戦いに無縁な妻を戦場に送って、夫がぬくぬくと家にって、それはないよね」


「ええ、止めたわ。止めたけど、ちがうのよ……」


 その時のことを思い出したのか、ラン姉の口調が投げやりになった。テーブルに肘をついて、疲れた表情を隠しもせずに続ける。


 ――ならん。お前はここに残り、家の行く末を見守れ。魔獣討伐へは私が征く。

 この日、この時、この瞬間より!

 男爵家当主は、お前が生んでくれた誉たる我が息子!

 老害と成り果ててはならんと、我が身の処し方を考えていた所に、善き知らせをいただいた。我が魂の片割れ()が、心残りたる血族を見守ってくれれば、もはや一片の憂い無し。

 心置きなく、剣折れ、腕折れ、足折れ、命尽きるまで戦い抜き、見事散ってみせようぞ!


「旦那も同類か! あ、そっか、旦那さんは、騎士だった? 絶対、軍部の出だよね」


「ううん、若い頃は王城で紋章部所属で、生粋の文官だったって。ほんとに、ほんとだそうよ?」


 ラン姉が、本人も納得できてない表情で言う。

 いやいや、どう聞いても、バリバリの武闘派だよ、その男爵家! なにその、『死ぬことと見つけたり』的な口上。


 義姉上もびっくりしたのか、口に手を当てて、声もない。そうだよね、男爵家夫妻のリアクション、普通の貴族的に、「ナイ」よね!

 一般人的にも「ナイ」と思うけど!

 でも、魂の片割れが妻、かぁ……。そんな(貴族)って、物語の中以外にも、ちゃんといるんだな。


「とりあえず、今にも特攻かけそうな死に急ぐお二人は、旦那様と一緒になんとか説得して。代わりに、いたって! 普通の! 協力をお願いしたの。

 ふつーに、御家来衆を貸してー、指揮をお願いー、って。

 それと。

 話を聞いたら、旦那様の子爵家と同じように、もともと公爵家の分家の伯爵家、のさらに分家の男爵家なんですって。

 だからツテを辿って、伯爵家から公爵家に話を通してもらって、兵力と『魔法の杖』を、ありったけ借りたの」


 ラン姉はここで一旦話を区切り、お茶に手を出した。一口、のどを潤した後、静かにテーブルに戻し。

 一旦間をおいて、話を再開し始めたラン姉は、妙に据わった眼をしていた。

 

「芋づるで、公・侯爵、引っ張ってきたでしょ。これでヌシいける、ヨシ!って、思ったんだけど。芋づるの(公・侯爵)の先に、まだ特大の芋がついててね。

 ……公爵家から、王家につながってたの」


 淡々と表情を無く語るラン姉を。

 俺と義姉上は、言葉もなく凝視した。


「ワーイ、王家釣れたぜ、イエーイ、ヤッタネ☆」


 ――王家?


 ラン姉が話してくれたヌシとの大決戦で、攻城兵器、破城槌とか、確かに出てきてた。ずいぶんと大物出てきて、よくそんなの持ってたな、と同時に、ちょっとおかしいな、とは思ってたんだよ。

 たかが子爵程度が、なんでそんなの持ってるの、って。


 ――王太子の参戦。


 犯人は、お前(王家)か。


 義兄さんトコの大湖は、大きさで言えば、国で二番目。国一番は、王家の所有地にある。まぁ、そこも、水棲魔獣わんさかで、水産資源としては死んでるんだけど。

 だからこそ、ラン姉がツテを辿った公爵家から話を聞いて、王家が興味を持ったんだろう。

 義兄さんトコでやる水棲魔獣の駆除の方法が、国一番の湖にも流用できるのかって。


「まぁ、王太子殿下が加わっても、やることは変わんないし。

 アタシも対NM(ネームドモンスター)のレイド戦思い出して、旦那様にできるだけアドバイスして。

 近衛は目立ちすぎるから動かせなかったけど、王太子直轄領から兵力引っ張ってこれたのが大きかったわね。

 石壁人員に綱引き人員、結果的に、物量で押し切ってヌシを倒せたもの」


 ヌシ討伐は、昨年の冬初めに行われたそうだ。

 ウチの国、冬っていっても、雪なんかほとんど降らない。ただちょっとばかり気温が下がるだけだから、ラン姉が言うには、かなり楽な冬、らしい。


 ラン姉からは、冬って言うのは、吹雪いたり、みぞれや(あられ)が降ったり、人の背丈を越えて降り積もる雪とか、湖が凍りつくのが冬だ、これが冬って舐めてんのかとか、理不尽な罵倒を聞いた。

 聞いたけど、経験したことないから、降り積もる雪とかの何がどう大変なのかよくわからない。湖や川が凍りつくって、ナニソレ。

 湖の氷なんて、張っても薄すぎてすぐ割れるし、雪なんてすぐ解けるし、なんだったら掃いたらいいんじゃ、とか思ってる――言わないけど。


 ラン姉的には、とりあえずウチの国では雪中行軍とかないから、冬に軍を動かすのもアリね! らしい。

 糧食とかは関係した貴族がそれぞれ持ち寄って、秋の収穫の忙しさが一段落してから、ヌシ討伐を決行したそうだ。


国一番の(王家所有の)湖とウチのとこの大湖は、琵琶湖と霞ヶ浦湖ぐらいの差が――ええっと、三倍ぐらいの差があるから、一概に同じ、とは言えないけどね。

 ノウハウは同じ、流用できると思うわ。

 リアルモンスター狩人、いざ討伐へ! 一季節(ワンシーズン)どころか、数年がかりになるかもだけど」


 秘密裏とは言え、今回の討伐を叩き台(テストケース)にするならって、かなり経費を王家からぶんどったそうだ。

 だいじょうぶか、ラン姉。王家に睨まれてないか。


 ヌシ討伐が終わって、王太子が報告、そして王家から中央寄りの公・侯爵の高位貴族に、冬と春の間に連絡と根回し。

 おかげで、義兄さんとことお向かいの男爵領には、今、現在進行形で、大変多くの高位貴族の方々の、挨拶という名の視察があるそうだ。


 ごめん、ラン姉。冬の終わり、そして春の真っただ中の今。忙しい真っ最中に、俺、ヘルプコールしてしまったよ。


「なに言ってるの、ハリー。アタシが嫁いで三年、泣き言一つ言わず、がんばってきたじゃない。

 それに、ヌシ討伐の大イベントは終わってるもの。タイミング的にはちょうど良かったわよ」


 ラン姉が、何でもないように笑う。

 でも、大討伐の後始末、これから運河として活用する準備とか、絶対に忙しいはずだ。領主夫人の立場にあって、おいそれと離れて良いはずがない。


 母とも思うこの姉に、俺は、この恩を返せるんだろうか。そんなことを俺が思ってると。


「ラントリア様、お話をうかがうに、まさかとは思いますが、討伐の戦線に参加、しておりまして?」


 非常に厳しい表情で、義姉上が詰問した。


「当然、したわよ? 石壁人員にもなるし、攻撃要員にもなれるし。だからこの腕輪、アタシのモノ、だもの」


 きょとんとした表情で、ラン姉が答える。

 義姉上は知らないけど、ラン姉の魔法、なんかちょっと違う。どう違うか説明しにくいけど、ちがう。

 教えてもらった俺でさえ、良い意味だけど、他の人が使う魔法とちょっと違ってて――あえていうなら、(クォリティ)が上がってる。


 例えば、魔法を絵に例えると。


 小さい肖像画ぐらいなのが、平民。

 等身大の絵を描けるのが、貴族。

 壁一面に絵を描けるのが、王族。


 ラン姉は一般的な貴族で、等身大の絵をかけるぐらい。それは普通なんだけど。

 その絵が、異様に緻密、微細。


 例えば、火球の呪文。

 普通なら、人の頭ぐらいのオレンジの火球が飛んで行って、当たって火をまき散らす。

 ラン姉のは、魔力を練って絞って、青白い火、または溶けた真鍮みたいな白焔が、拳ぐらいの大きさで、矢みたいに放たれる。

 しかも当たったら燃えるんじゃなくて、その部分、炭化して崩れるんだよね。


 俺はそれを知ってたから、戦力になるし、当然、参加したんだろーなーって思ってたけど。

 そりゃ、知らない義姉上からしたら、とんでもないよな。


「個人の武勇、自らを駒に落とし込み、客観的に最適な行動を。現場を支え、また上に立つ者として、素晴らしい判断でございます。

 けれども。

 ラントリア様、貴女(あなた)様には、まだ三歳になるかならないかの、幼い若君がおられましょう。

 領母として、次代に繋ぐお役目は、どうなさるおつもりでしたか」


 義姉上が、つい、と目線を庭へ向ける。

 花咲く庭に響き渡る、三歳児と五歳児の、笑い声、泣き声。ラン姉に向かって伸ばされる、(かえで)の手。


 戦場に、「絶対、大丈夫」は、無い。


「……あ……」


 絶句して、次いで、唇をかんで、ラン姉は俯いた。

 俺も、頭に冷水をかけられた気分になった。


「ご、ごめんなさい……」


 普段だったら絶対に言わないようなか細い声で、ラン姉が懺悔を呟いた。

 でも、義姉上が言いたかったのは、そういうことじゃなかった。


「戦場に立つことを、闇雲に、咎めているわけではありません。

 わたくしが言いたかったのは。

 いいえ、お約束していただきたいのは。

 次の機会あれば、必ず、わたくしをお呼びください。命に代えても、我が子と等しく、若君をお守りいたしましょう」


 義姉上が片手を胸に当て、まっすぐに前を向き、宣誓の略式礼を取った。(たお)やかな美貌が、まさしく雨上がりの白百合のごとく、凛としてラン姉と相対する。


 ラン姉が、ばっと音を立てて俺に顔を向けた。


「ハイネハリ、どうしよう!

 アタシの義妹が、こんなにも男前!

 こんなの惚れてしまうわ、アタシ、人妻なのに!」


 台無しだよ、ラン姉。




 ところで。

 王太子まで参加することになった魔獣大決戦。

 倒れる時も前のめりで、みたいな男爵夫妻。

 だいじょうぶだった?


 俺は、そこんとこが、ちょっと気になった。


男爵家夫妻の過去。

男爵様:末の弟を魔獣により……。

男爵夫人:実父を魔獣に……。

魔獣、絶許! な夫婦、誕生。

あ、男爵夫妻、石壁に全MPぶっこみました。

なので、戦闘中は後方で倒れてましたから、無事です。

終わった後、しょんぼりしてました。


参考にした湖:琵琶湖(日本一)、霞ヶ浦(日本二)、ネス湖


武の国デュマは、「続きはまた明日」に出てきます。

良かったら、ぜひお立ち寄りください。


今さらですが、土日祝はお昼に、平日は夜に、更新しようと思います。


次回 7話 「GO! GO! 婚約解消!」

お楽しみに!


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[良い点] 男爵家夫妻のリアクション 流れるような勇ましい台詞回しが素晴らしい!さすが文官(笑) [気になる点] こんな地方の弱小子爵のところに、親戚筋の公爵や侯爵が過剰な兵力携えて集まってたら、そ…
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