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詩[思索]

緊張

作者: 日浦海里

目に見えないはずなのに

存在してないはずなのに

感じるものがある不思議


たくさんの人が集まって

時間を掛けて作り上げて

それが評価される瞬間は

触れれば壊れそうな感覚


僅かなたわみも許されず

見えない何かと引き合い

切れれば終わりを迎える


誰が言った訳でもないし

誰が決めた訳でもないし

なのに誰もが従わされる


存在してないはずなのに

強いるものがある不思議


言葉や文化が違ってても

感じる感覚は同じ不思議


それは糸として喩えられ

至る所に張り巡らされる

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― 新着の感想 ―
[一言] 『緊張』というワーディングを踏まえてこの作品を読んだ時、何となくワールドカップやオリンピックのようなスポーツの世界を思い描いていました。 「言葉や文化が違ってても 感じる感覚は同じ不思議」 …
[良い点] 「緊張」という現象にそもそも関心があったので、すぐ飛びついてしまいました。 きちんと並ぶ文字列。まずこれが緊張状態ですね。そして張り巡らされた糸の中にやや窮屈に納められているようにもかんじ…
[一言]  本来、能力を発揮するには緩んでいた方が良いものなのに、上から目線に張り詰める事を良しとし強いるからこそ、違う意味でキレる者も出るのでしょうね…
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