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通貨と信用と生きづらさの話

作者: 藤代京


 通貨ってなにかと言うとそれは信用じゃん。


 マネタイズやらなにやらを駆使して通貨の信用を創出してる訳じゃん。


 なので社会が保有する通貨の総量ってのは社会が保有する信用の総量でもある訳じゃん。


 はいはい。


 MMTが理論通りいかないのはこのせいだな。


 MMTの会計だけの側面を見ると無限に通貨を発行しても破綻しないんだけど、信用の側面を見ると破綻してしまうんだ。


 コロナ禍でガンガンにドルを発行したアメリカがいまどうなってるかは見ての通りじゃん。


 言うてみればインフレってのは社会に対する信用の超過な訳だ。


 信用がペラペラになったらそら物価はあがるよな。


 でもって社会が保有する通貨総量っては年々増加しくじゃん。

 経済成長ってそういうことだから。


 それは社会が保有する信用の総量も増大してくよな。


 そこに属する個人も社会の一員である以上信用の増大と無関係ではなく、等分した信用がのしかかってくる。


 なんか行きづらいなとか閉塞感あるなあとか感じてる人いるじゃん。


 それも道理で、社会が個人に求める信用とか社会的役割って経済成長にともなって増大してるんだ。


 そらしんどいよな。


 じゃあ、経済成長やめてみんなで貧乏になればいいんじゃね?と思う人もいるだろうけど、それってなあみんなで仲良くスローライフみたいな幸せなことにはならんと思うのよなあ。


 みんな仲良く貧乏を目指した場合、インフラや物流があちこちで破綻して死因の上位に餓死が来る。そんな社会になりそうな気がするんだよな。


 じゃあ経済成長にともない増大する社会的役割に対してどうするか?


 もう弱音はいて休むしかないだろう。


 これからは頑張れる人ほど潰れていくんじゃない?



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― 新着の感想 ―
[良い点] 今、頑張ってる人が休んだとしても、次の頑張る人が出てくると思う。 ありんこの理論と同じで。 長い目で見たら、結局総崩れかもしれないですね。
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